好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は群馬県なのに、なぜか利根川の南側にあるエリア(つまり埼玉県側っぽいけど群馬県)の史跡を巡ります。
両側が田園の道を進んでいくと、突如群馬県に突入します。
では、なんでここに寄ったのかというと、あとで発覚します。
群馬県に入った直後の建物が文化財でした。
日本基督教団島村教会の島村めぐみ保育園の本館。1950年の建築で登録有形文化財。
隣接するというか接続されている日本基督教団の島村教会教会堂。1897年の建築で登録有形文化財。
道路右手にある日本基督教団島村教会島村めぐみ保育園の別館。1953年の建築でこちらも登録有形文化財。
1782年にできた板倉。伊勢崎市の文化財。
さて、この集落、とてつもなく養蚕が盛んだった重要な土地です。内部に世界遺産構成要素もあります。
このキャラがかわいい。
養蚕用の建築。一般家屋と工場の間みたいな構造ですね。
空気を取り入れるためか、ちょっと屋根が上に出てますね。
田島定吉宅は1861年の建築。屋号は栄盛館です。このへんの建物はだいたい屋号がやたら強そう。まあ、苗字がほぼ全部田島なので屋号ないとわからん……。
田島善一家住宅主屋は江戸時代末の建築で登録有形文化財。屋号は進成館。
田島武平主屋は1863年の建築。屋号は桑麻館。こういう構造の家が集落にうじゃうじあります。というか、こういう家しかない。
田島達行家住宅主屋 は1866年の建築で登録有形文化財。屋号は對青蘆(たいせいろ)。屋号が朱子学の塾みたいだな……。
田島亀夫家住宅主屋は1869年の建築で登録有形文化財。最大規模の養蚕住宅です。屋号は有隣館。
そして田島弥平旧宅は世界遺産の構成要素です。田島弥平は『養蚕新論』などの著書を明治初期に出したこの時代の代表的な養蚕家です。出っ張った変な屋根(現在では櫓と呼ばれるらしい)もこの人の考案です。家は1863年の建築。
こちらが主屋。
なかなか雰囲気ある井戸。
これは追加の蚕室か?
金井義明家住宅主屋は1868年の建築で登録有形文化財。
こんな感じで養蚕の歴史的な場所を見て、深谷に戻りました。まあ、ここまで隣接していると、県とか市とかの違いを云々しても意味ないよなというほどに近いです。
養蚕からネギに戻ってきた……。
次回は渋沢栄一生家などを巡ります。
行き方
車だと伊勢崎駅や本庄駅から20分ほどかかる。
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