慈光寺(埼玉県比企郡ときがわ町)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は埼玉県の山の中にある坂東三十三箇所観音霊場、慈光寺を巡ります。
以前に百観音制覇したと書いたのですが、すいません、ここを行った気になっていました。今度こそ坂東三十三箇所観音霊場を制覇して百観音も達成です。
この寺、とてつもなく行きづらいです。そもそも、ときがわ町という地名にぴんと来ない人が大半で、そんなとこ埼玉にあったっけ? みたいな反応が来ます。まあ、たしかに都幾川駅なんて存在しないので(町内に明覚駅だけある)しょうがないかもしれない。

DSC03123 - コピー

慈光寺を目指すには、まず越生まで八高線で出ます。この時点ですでに一時間に一本のエリアだが(まあ、東武越生線があるが)、まだまだ着けない。

DSC03126 - コピー

イーグルバスに乗って、ときがわ町のバスターミナルのほうに向かう。

DSC03135 - コピー

さらにここから一日数本のバスに乗って慈光寺の登り口のほうまで行く。バスといってもコミュニティバスにたまにあるワゴン車形式。

DSC03139 - コピー

これで登り口まで行き、2キロほど進む。道は坂だがアスファルトなので、さほど大変ではない。これは登り口の起点あたりにあった女人堂。ということは昔は女人禁制だったのか。ただ、昔はもっと奥にこれがあったようです。

DSC03142 - コピー

七割方登ったなというあたりで、ずらりと板石塔婆が。鎌倉から室町時代にかけてのもので、県の文化財です。

DSC03149 - コピー

中世のものが合計9基。

DSC03153 - コピー

さらにいくと重文の開山塔が入ってる覆堂があります。中は暗くてよくわからないが入ってるのはわかる。

DSC03161 - コピー

銅鐘は1245年のもので重要文化財。

DSC03169 - コピー

無事に本堂に到着、ただ、観音霊場であるので観音堂まではさらに歩いていく必要があります。
慈光寺は修験の霊場としてこの地方ではかなりの規模を誇っていたようですが、現在ではあまり修験の空気はないです。

DSC03172 - コピー

申八梵王(さるはちぼんのう)というお猿さんの神様。江戸時代中期に作られたものだとか。なかなかしゃれたことするな。

DSC03175 - コピー

観音堂まで上がってきました。これで百観音コンプした!

DSC03177 - コピー

馬が降りてきそうに見える。

DSC03181 - コピー

ここからてくてくとアスファルトの道を進むと、数百メートルで古い禅宗道場である霊山院(りょうぜんいん)に着きます。

DSC03185 - コピー

こちらが本堂。

DSC03186 - コピー

このあたりから下っていく登山道があるけど、蜘蛛の巣が異常に多くてまったくお勧めできない。ちゃんとしたハイキングコースのはずだがほとんど人は歩いてないのか。

DSC03193 - コピー

バス停のあたりまで来た。やたらと猫に家から監視されていた。
バスは二時間は来ないダイヤだったので待つのを諦めて(当然喫茶店などない)、とぼとぼ歩くことにしました。さすがに二時間も歩けば一番近い明覚駅には着く。

DSC03202 - コピー

三波渓谷という看板が会ったので降りてみたが、ほぼ歩けるところのない狭いもので、この景色を見て引き返すしかなかったです。渓谷だしウソはついてないが、もうちょっとスケールデカいものであってほしかった。

DSC03206 - コピー

四季彩館という温泉施設があったので入る。マジで蜘蛛の巣に苦しめられていたのでそれを取れてよかった。

DSC03209 - コピー

さらにしばらく歩き、明覚駅に到着。ただし一時間に一本なのでまた待つ。なお駅行くまでに職務質問を受けました。黒い鞄を持っていたのでセールスと思ったとのこと。待て待て、温泉帰りでTシャツ姿で肩からタオルぶらさげてんだぞ? こんなセールスいるわけねえだろ。まあ、警察もこっち見た瞬間、あ、違うわって反応してたけど。
自分も女子高生なら絶対職質されないのになということで、女子高生が寺社を巡る小説『てらめぐりぶ?』、4月に発売です!
制作の話を出版社ブログで書いてるけど、多分コピペして問題ないと思うので、ここにそのまま書きます。

===
好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部と孤独のグルメです、白好出版、白好出版編集部です。

今回は『てらめぐりぶ?』著者の森田季節先生に『てらめぐりぶ?』の制作にいたるまでの経緯を語っていただきました。


□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


こんにちは、寺社仏閣ライター、森田季節です。今まで同業者の人からネタで「寺社仏閣ライターの森田」とか呼ばれたりしていましたが、これで晴れて堂々と寺社仏閣ライターと名のれそうなので、うれしいです。

さて、今回はすごく変な企画でした。せっかくなので、そのなりゆきを書いてみたいと思います。
それと、「こんなふうに本って出版まで動くんだな」と思う方がいるかもしれませんが、今回ははっきり言って異例のアクションがいくつも混じっているので、全然一般化できないことを先に断っておきます。

出版社から連絡が来たのは8月22日でした。けっこう最近だな!

それで、寺社を題材にした小説を書きませんかとメールに直球で書いてあったので、お受けすることにしました。あと、隠すことでもないので書きますが、どういう形式で出版する予定なのか、どれぐらいの金額のお仕事になるのか、すごく具体的に書いていただいていたので、安心してお受けできました。

そして、24日に実際に僕が住んでる八王子で打ち合わせをしました。2日後かよ! これも今になって思うと急だな! せっかくなので八王子のラーメン屋さんを何軒かメールで紹介した記憶があります。

その日の打ち合わせで、寺社小説っていってもそんなの売れるのか? どうやったらちゃんと人が買ってくれるのか? といったことを話しました。挿絵つきのライトノベル的な方法論の本になるということだったので(サイズはソフトカバーのひとまわり大きいものですが)、だったら普通のライトノベル以上に絵が大事ですよねという話になりました。伽藍配置とか文字にしても鬱陶しいだけだけど、ヴィジュアル情報ならまだいけるわけです。そこから、むしろ漫画も入れるぐらいのほうがいいですよねという話になりました。たしかに漫画にすれば、寺社というとっつきにくい話のハードルも下がる!
そこでイラストと漫画は風華チルヲさんはどうでしょうかと打診しました。
風華チルヲさんは某アイドルアニメの同人誌でアクロバティックなギャグ漫画を描いてらっしゃって、あと、単純に僕の友達なので、意思疎通を図ることが楽だなと思ったからです。変な題材を扱うので、題材の説明は必須で、全く知らない人とお仕事するのは大変だなと、まあ、考えた次第です。

それで8月末には編集さんから風華チルヲさんに打診して、OKをいただきました。すごくほっとしました。
ほぼ同じタイミングで、第一話に当たるものを編集さんに送りました。
『てらめぐりぶ?』(当初は『てらめぐりぶ!』でした)という企画です。女子高にある寺巡り部という部活動に新入生が入ってきて、寺社好きな先輩などに翻弄される……というものです。寺社自体を書いてもライトノベルにも漫画にもならないので、寺社が好きなどこにでもいる(森田はどの女子高にもいると信じてる)女子高生の話を書こうと思ったわけです。なお、主人公が寺社うんちくを延々と垂れ流すキャラだと読めたものじゃないので、寺社に興味ない新入生を主人公にしました。
感想などをうかがいながら、原稿の修正やそれから先の部分などを書いていきました。
あと、久しぶりに長野県の諏訪地方の寺社を回ったり、埼玉県の飯能のあたりの山岳寺院に行ったりしてました(寺社巡りはすべてこの仕事に間接的に関係あるので書く)。

だいたい原稿の初稿にあたるものは9月末にはできたので、それを見てもらいながら、本の構成などを決めていきました。最初のバージョンはちょっと寺社についての説明自体が多すぎて、似たような性癖の人しか楽しめないと言われたので、大幅にいじりました。
そうだ、寺じゃなくて、女子高生を書かないといけないんだ!
それと、風華チルヲさんの漫画やイラストを大増量しようという話になりました。もちろん、その分出版社がお金を払いますし、風華チルヲさんもお仕事の数が増えて大変になるのですが、OKをいただけてほっとしました。結果的に、普通の本よりはるかにお金のかかった豪華本になっております。
マジで豪華ですよ! すごいぞ、白好出版!


そのあとは、改稿などを数回にわたって行ったり、4泊5日で三河と遠江エリアの寺社をひたすら巡り続けるという旅行をしたりしてました。あと、12月前後にも京都近辺を5日間ほど通いました。最近の京都はバスが激混みでリアルに乗るのがつらいんで、どうにかしてほしいです。せっかくなんで、自分が昔住んでた京都のマンションまで見にいきました。さすがに仕事と関係なさすぎるので、このへんでやめます。

ひとまず、そんな感じです。
寺社に興味ない人にも読んでもらって反応なども聞いていますが、大丈夫な味付けになっているようですので、寺社に興味ない人もなにとぞよろしくお願いいたします!

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

というわけで、森田季節先生の制作秘話? いかがだったでしょうか。

これからもネタができしだい、どんどん更新していきますね!


===

こんな感じです。よろしくお願いします。

行き方
明覚駅から登り口まで6キロ、慈光寺まではさらに2キロ坂を上るので8キロほど。
バスだと、今回のように乗り継ぐか、明覚駅から歩けない距離でもないときがわのバスターミナルまで歩き(明覚駅からバスターミナルへのバスもある)、ここからバス。土日などは慈光寺に直接向かうバスもあるよう。
行くこと自体は可能だが、帰りにバスがないなどの問題が発生しがちなので、むしろ帰路をちゃんと考えたい。天気が良ければ今回みたいに徒歩でもどうにかはなる。


次回は愛知県の足助(あすけ)あたりを巡ります。
スポンサーサイト

鴻巣と桶川(埼玉県鴻巣市・桶川市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は中山道の二つの宿場町を訪れます。ぶっちゃけ高崎線がずっと中山道の横を並走してるんで、適当に高崎線の駅で降りても中山道巡りみたいになります。

DSC02438 - コピー

鴻巣駅で下車。花火を押していた。駅前が再開発されたのかかなりきれいになっている。

DSC02444 - コピー

駅から10分ほど歩いていくと、勝願寺につきます。宿場近くにあって江戸時代は栄えました。

DSC02446 - コピー

境内にはいろんな有名人(わかってると思うが芸能人って意味じゃないです)の墓が。真田信之の奥さん、小松姫の墓なども。

DSC02449 - コピー

なんかゲームとかではバカキャラ扱いされることの多い仙石秀久の墓もある。ここで死んだのでここに墓があるらしいです。ほかにも歴史に妙味ある人は聞いたことある人の墓などがあります。

DSC02453 - コピー

こちらが本堂。

DSC02454 - コピー

街道の脇道みたいなところに面している出入口。逆側から入ってしまった。

DSC02462 - コピー

中山道沿いには鴻(こう)神社などもあります。

DSC02467 - コピー

こちらが社殿。全体的に赤い。

DSC02468 - コピー

続いて桶川に移動。高崎線ですぐ来れる。こちらのほうが宿場感は強い。

DSC02473 - コピー

恐らく国登録有形文化財の島村家住宅と思われる建物。違ってたらすいません。まあ、どっちにしろ文化財指定されてるのは土蔵のはずなのでこの裏側かな。

DSC02474 - コピー

桶川市の文化財になってる矢部家住宅。明治の建物。

DSC02480 - コピー

大雲寺にあるこの地蔵は夜になると人間に化けて飯盛女(ごはんたくさん持ってくれる女って意味じゃなくて遊女のこと)のところに遊びに行ってたという伝説がある。そんな伝説最初に作った奴、罰当たるぞ。

DSC02482 - コピー

昭和臭がすごい桶川の街道沿い。

DSC02485 - コピー

煉瓦の建物などもあった。

DSC02486 - コピー

これ、表面が洋風で奥が昔ながらの和風なの、わかりますかね。多分こういうのを看板建築というはず。

DSC02491 - コピー

明治天皇の行在所となった府川本陣跡は県の文化財。

DSC02492 - コピー

小林家住宅は江戸時代の旅籠で国の登録有形文化財。

DSC02496 - コピー

武村旅館ももともと江戸時代の旅籠までさかのぼり、国の登録有形文化財。

DSC02499 - コピー

最後に浄念寺へ。1701年にできた仁王門。かなり日も暮れてきた。

DSC02505 - コピー

後ろから撮るほうが色がわかりやすかった。
こんな感じの中山道宿場巡りでした。

行き方
JR高崎線の鴻巣駅・桶川駅から徒歩圏内。路線に並行するように街道が走っている。宿場の雰囲気自体は桶川のほうが残っている。


次回は京都府八幡市の史跡を巡ります。前に国宝に格上げになった石清水八幡宮のある市ですが、石清水八幡宮は大きすぎるのでまずほかを巡ります。

忍城(埼玉県行田市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は忍城(おしじょう)を巡ります。多分映画で見たことある人も多いはずです(自分はあんまり見てない)。と言っても写真の半分ぐらい秩父鉄道の写真だったけど。

DSC02377 - コピー

前回の本庄から熊谷に移動。ここで秩父鉄道に乗り換える。

DSC02378 - コピー

機関車もあるが、今回は関係ない。というか、実はあまり機関車に興味ない。イラストには関心がある。

DSC02380 - コピー

なんか、全体的にキャラクターに統一性が、

DSC02382 - コピー

ない。統一性がない。

DSC02386 - コピー

そんなに運転本数ないので、しばらく電車が来なかった。お金のかかる急行は逆側行き。

DSC02389 - コピー

派手なやつが来た。

DSC02390 - コピー

鮫が怖い。子供が泣くのでは……。

DSC02393 - コピー

こちらは猛禽類。

DSC02394 - コピー

とにかく派手。やたら派手。

DSC02397 - コピー

行田市駅に到着。なお、JRの行田駅からだと忍城は遠すぎます。

DSC02399 - コピー

駅前に忍城案内してくれる人がいたんで、案内してもらった。

DSC02401 - コピー

結果的に案内があったおかげで大手門跡などいろんな跡地が見れました。事前に調べてないからこんなのは聞かないとわからん。まあ、普通の観光客は絶対来ないが。この大手門跡がただの住宅地っぽいことからも察していただけるかと思いますが、元の忍城の痕跡はほぼまったく残ってません。現在建ってるやぐらなどは当然ながら復元ですし、戦国時代にそんなもんあったのかも謎です。様式も若干難があるらしい。そんなこともあって忍城自体は割とがっかりスポットの要素あります。まあ、がっかりだろうとなんだろうと森田は行きます。

DSC02404 - コピー

奥にやぐらが見える。この城の近くの公園もけっこう場所設定は雑のはず。

DSC02409 - コピー

やぐら。なお、博物館の一部で、博物館から入れます。ただし低い建物なので眺めはすごく悪い。

DSC02413 - コピー

なんでこんな壁撮影したのかと思われるかもしれませんが、これが戦国までさかのぼるかもしれないという唯一の忍城遺構なのです。辺鄙な場所だから残ったのだろうか。もちろん案内の人に聞いてわかりました。

DSC02416 - コピー

これは藩校の門だったかと推測されてる門を城に転用したもの。何も知らない人の大半はここに門があったんだなとか考えると思いますが、このあたりも原則全部疑ったほうがいいです。

DSC02418 - コピー

博物館の敷地に入る。ここは武将隊がいるはずだった場所。博物館見たあとに出てきたらいた。

DSC02426 - コピー

近所にある水城公園。どっちかというと、この池が水城である忍城と関連あるはずですが、忍城見学の人はほぼ来ないらしいです。「ここまで案内しろと言う人めったにいないです」的なことを案内の人に言われた。

DSC02428 - コピー

せっかくなのでゼリーフライ食べたいと言ったら案内の人に八書の店を教えてもらいました。これは本当にありがたい。多分案内の人いなかったらかなり味気ない旅になった危険がありました。大変助かりました。ありがとうございました!

DSC02429 - コピー

現物を撮影したけど、写真がまったくおいしそうじゃなくて、逆にびびった。シズル感のなさ。味のほうはほくほくしておかずにも使えそうなものでよかったです。

DSC02432 - コピー

ゆるキャラ。ややこしいけど、これはフライという別の食べ物で、ゼリーフライのゆるキャラではないです。

DSC02433 - コピー

こっちがゼリーフライのゆるキャラ。知ってる人には今更な情報ですがもともとゼニフライ(銭の形に似てるから)がなまってゼリーフライになったので、こぜにちゃんなのです。
こんな感じの忍城巡りでした。

行き方
秩父鉄道の行田市駅から徒歩10~15分ほど。
案内の人が駅前にいたがいつもいるわけではないと思うので要注意。


次回は鴻巣と桶本あたりを巡ります。

宿場町、本庄巡り(埼玉県本庄市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は中山道最大の宿場町、埼玉県の本庄のあたりを巡ります。

DSC02331 - コピー (640x360)

高崎線に乗って、本庄で下車。ほぼ埼玉県の最北エリア。これ以上北にいくと、群馬になる。この写真だけ微妙にサイズが違いますが、気にしないでください。

DSC02332 - コピー

はにわのゆるキャラがご当地であるらしい。

DSC02333 - コピー

群書類従を刊行した塙保己一も本庄の生まれであるらしい。

DSC02335 - コピー

これ、なかなか年季の入ってる郵便局だと思う。1934年のもので国登録有形文化財。

DSC02338 - コピー

町の中に田村家の本陣門が残ってます。最大の宿場だっただけあって本陣も複数あったらしく、そのうち北本陣が田村家。

DSC02342 - コピー

さっきの郵便局のかなり近くにあるはずだったのに見つけられなかった諸井家住宅。案内板で代用。県文化財。ところで県文化財と国登録有形文化財はどっちが各上なのだろう……。重複指定は基本的にないのだが、どっちかわからない。どうも県文化財のほうが強い気がする。

DSC02344 - コピー

旧本庄警察署は1883年のレトロ建築。県文化財。現在は歴史民俗資料館として使われています。

DSC02345 - コピー

展示されていた笑う埴輪。

DSC02346 - コピー

これ、ただのボロい小屋にしか見えませんが、人民控所というかつて警察署に来た人の控えの間でした。警察署自体が狭いからの措置でしょう。

DSC02350 - コピー

続いて普寛(ふかん)霊場へ。普寛を祀ってる神社みたいなものです。
普寛って誰やねんと思われそうなので説明すると、江戸時代の修験の有名な行者で、木曽の御嶽山などを開いた人です。若い時は有名な剣客でした。たんなる修験者というよりは宗教家で事実上の山岳修験系の宗教を成立させました。ここに霊場があるのは、ここで亡くなったからです。

DSC02352 - コピー

建物の天井の龍が超絶技巧すぎる。

DSC02355 - コピー

こちらがお参りするところ。本殿とか拝殿とか言っていいのかいまいちわからない。扱いは神社みたいですが。

DSC02357 - コピー

手水鉢を亀が支えている。頭、四つの足、尻尾の順に撫でると災難除けと金運アップの効果があるらしい。手水鉢にこんなオプション設定あるの珍しいな。

DSC02361 - コピー

賀美橋(かみばし)は大正末の1926年のもの。国登録有形文化財。

DSC02364 - コピー

この橋から150メートルほどいったところにある次の橋、寺坂橋も1889年の石造アーチ橋で、国登録有形文化財。なお、石造アーチ橋では埼玉県で一番古いです。

DSC02368 - コピー

工事中だった旧本庄商業銀行煉瓦倉庫。こちらも国登録有形文化財。もともと、この銀行しか本庄に銀行はありませんでした。

DSC02373 - コピー

最後に派手な円心寺の山門を。天明年間(1781~89)にできたと言われています。
こんな感じの本庄散歩でした。さすがに宿場町だっただけあって、それなりにレトロな建物が残っていますね。

行き方
JR高崎線の本庄駅からすべて徒歩で行ける範囲。だいたい二時間ほどで見てまわれるかと。


次回は忍城あたりを巡ります。

長光寺・高山不動尊・子の権現など(埼玉県飯能市・所沢市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回は飯能の徒歩や公共交通機関など極めてアクセスしづらい史跡三箇所を巡ります。

DSC02949 - コピー

まず今回は飯能市にある長光寺から。飯能市内とはいえ、駅からは無茶苦茶遠く、バス停も多分近くにないので非常に行きづらいです。車で来ました。
左の庚申塔に目がいきますが、奥の惣門が県文化財。江戸時代初期のものです。

DSC02950 - コピー

この三門も江戸時代初期のもののようです。こっちのが立派に見えるけど、市の文化財。

DSC02955 - コピー

本堂も江戸時代初期のもので県の文化財。なかなか立派。

DSC02956 - コピー

角度を変えて撮影。

DSC02957 - コピー

かなり行きづらいですが、なかなか雰囲気ある立派な寺でした。

DSC02961 - コピー

ここから車で高山不動尊のほうに進んでいきます。相当な山の上だった。不動尊近くには湧き水が。給水スポットとして助かった。ここからちょっと歩いていきます。

DSC02963 - コピー

県の天然記念物になってる巨大なイチョウ。なんか垂れてきてる。

DSC02968 - コピー

見晴らし。かなり高台に来たことがわかります。

DSC02969 - コピー

階段をのぼって、本堂のほうへ。
けっこう急な石段。

DSC02970 - コピー

石灯籠の上に、剣が。これは威嚇しているのではなく、倶利伽羅剣=不動明王の象徴を見せてるのです。ここの本尊が不動明王ということを教えてくれてるわけです。

DSC02976 - コピー

高山不動の本堂は県の文化財。こんな山奥にしては立派。江戸時代後期、19世紀のもの。なお、高山不動は正式名称は常楽院です。

DSC02979 - コピー

さらに高いところに上がったところに奥之院がある。ここにも剣が立ってる。

DSC02987 - コピー

続いて、一回山を下りて、だいたい逆側あたりにある、子(ね)の権現に上がってきました。車でないと無理。正式名称は天龍寺で
すが、多分誰も通じない。

DSC02990 - コピー

仁王像がのざらし。

DSC02992 - コピー

仁王が大相撲の稀勢の里に見える。

DSC02994 - コピー

寺務所的な建物になかなか味があった。

DSC02998 - コピー

こちらが本堂。

DSC02999 - コピー

巨大わらじ! どうも足腰がよくなる系の願いに対応している寺のようです。

DSC03000 - コピー

巨大下駄!

DSC03003 - コピー

やはり、景色はよかった。

DSC03008 - コピー

近くの山中になぜか巨大な手がある。マジでなぜかわからない。

DSC03016 - コピー

せっかくなので、埼玉県のほかの文化財なども。
所沢市にある小野家住宅は18世紀初期の建築で重要文化財。

DSC03022 - コピー

同じ所沢市の黄林閣も重要文化財。江戸時代後期にできた建築で、別荘としてそのあと使われていました。

DSC03024 - コピー

埼玉県まで来たのでうどんを食べる。

DSC03026 - コピー

麺類ならもう一食入るだろうということで、「すったて」という郷土料理も食べました。きゅうりとかシソとかミョウガとか日本のハーブ的なものを味噌とだし汁でぐるぐる混ぜてそこに麺を入れて食べるもの。写真の麺はひやむぎ。細い麺のほうがからんでおいしいとのこと。

行き方
今回紹介した長光寺・高山不動・子の権現はいずれも交通機関を使用しての徒歩到達がかなり難しい(高山不動・子の権現などはハイキングコースにはある)。ハイキングとして割り切るか、車を使うしかない。


次回は埼玉県の本庄市の史跡を巡ります。
カウンター
検索フォーム
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
プロフィール

森田季節

Author:森田季節

メールフォーム

名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

アフィリエイト
物理的に孤立している俺の高校生活(2017/2/17)
森田 季節

商品詳細を見る
伊達エルフ政宗 3(2017/2/14)
森田 季節

商品詳細を見る
赤ペン精霊の神剣ゼミでクラス最強の魔法剣士になれました(2017/1/23)
森田 季節

商品詳細を見る
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました(2017/1/13)
森田 季節

商品詳細を見る
チートな飼い猫のおかげで楽々レベルアップ。さらに獣人にして、いちゃらぶします。(2016/11/12)
森田 季節

商品詳細を見る
伊達エルフ政宗 2(2016/08/09)
森田 季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 7(2016/06/17)
森田 季節

商品詳細を見る
異世界作家生活 女騎士さんと始めるものかきスローライフ(2016/05/25)
森田 季節

商品詳細を見る
てらめぐりぶ?(2016/04/20)
森田 季節

商品詳細を見る
伊達エルフ政宗(2016/04/14)
森田 季節

商品詳細を見る
封神演戯3(2016/01/22)
森田 季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 6(2016/01/19)
森田 季節

商品詳細を見る
封神演戯 2(2015/09/25)
森田 季節

商品詳細を見る
アルケミストの終焉創造術《ニルヴァーナ》5(2015/08/08)
森田 季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 5(2015/05/22)
森田 季節

商品詳細を見る
封神演戯(2015/05/22)
森田 季節

商品詳細を見る
アルケミストの終焉創造術《ニルヴァーナ》4 (GA文庫)(2015/04/14)
森田 季節

商品詳細を見る
ストレンジガールは甘い手のひらの上で踊る (MF文庫J)(2015/02/24)
森田 季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 4 (ガガガ文庫 も)(2015/02/18)
森田 季節

商品詳細を見る
セントレイン戦記 2 ~七戦姫と禁忌の魔剣士~ (オーバーラップ文庫)(2015/01/22)
森田季節

商品詳細を見る
【Amazon.co.jp限定】アルケミストの終焉創造術《ニルヴァーナ》3 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫)(2014/12/13)
森田 季節

商品詳細を見る
セントレイン戦記 1 ~七戦姫と禁忌の魔剣士~ (オーバーラップ文庫)(2014/11/25)
森田季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 3 (ガガガ文庫)(2014/09/18)
森田 季節

商品詳細を見る
【Amazon.co.jp限定】アルケミストの終焉創造術《ニルヴァーナ》2 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫)(2014/08/08)
森田 季節

商品詳細を見る
烈風の魔札使(マージ)と召喚戦争 4 (オーバーラップ文庫)(2014/07/25)
森田季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 2 (ガガガ文庫)(2014/06/18)
森田 季節

商品詳細を見る
【Amazon.co.jp限定】アルケミストの終焉創造術《ニルヴァーナ》 書き下ろしSS付き (GA文庫)(2014/04/15)
森田 季節

商品詳細を見る
烈風の魔札使(マージ)と召喚戦争 3 (オーバーラップ文庫)(2014/03/25)
森田季節

商品詳細を見る
不戦無敵の影殺師 (ガガガ文庫)(2014/03/18)
森田 季節

商品詳細を見る
烈風の魔札使と召喚戦争 2 (オーバーラップ文庫)(2013/11/25)
森田季節

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か?7 (GA文庫)(2013/10/16)
森田 季節

商品詳細を見る
つきたま 3 ※公務員でも世界を救えます (ガガガ文庫)(2013/09/18)
森田 季節

商品詳細を見る
烈風の魔札使と召喚戦争 1 (オーバーラップ文庫)(2013/08/25)
森田 季節

商品詳細を見る
クラスメイト・コレクション2 -僕のクラスは生徒が足りない- (GA文庫)(2013/07/16)
森田 季節

商品詳細を見る
クラスメイト・コレクション -僕のクラスは生徒がいない- (GA文庫)(2013/05/16)
森田 季節

商品詳細を見る
魔女の絶対道徳2 (ファミ通文庫)(2013/03/30)
森田季節

商品詳細を見る
つきたま 2 ※公務員のお仕事楽しいです (ガガガ文庫)(2013/03/19)
森田 季節

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か?6 (GA文庫)(2013/03/16)
森田 季節

商品詳細を見る
どうせ私は狐の子(2013/02/25)
森田季節

商品詳細を見る
ウタカイ (Yuri‐Hime Novel)(2013/01/18)
森田 季節:作 えいひ :絵

商品詳細を見る
つきたま ※ぷにぷにしています (ガガガ文庫)(2012/12/18)
森田 季節

商品詳細を見る
魔女の絶対道徳 (ファミ通文庫)(2012/11/30)
森田季節

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か?5 (GA文庫)(2012/10/17)
森田 季節

商品詳細を見る
小説 いまいち萌えない娘(2012/09)
森田 季節、神戸新聞社 他

商品詳細を見る
デキる神になりますん2 (ファミ通文庫)(2012/06/30)
森田季節

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か?4 (GA文庫)(2012/06/16)
森田 季節

商品詳細を見る
神聖魔法は漆黒の漆原さん2 (MF文庫 J も 2-9)(2012/05/24)
森田季節

商品詳細を見る
デキる神になりますん (ファミ通文庫)(2012/03/30)
森田季節

商品詳細を見る
ノートより安い恋 (Yuri-Hime Novel)(2012/03/17)
森田 季節

商品詳細を見る
落涙戦争(2012/03/07)
森田 季節

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か?3 (GA文庫)(2012/02/16)
森田 季節

商品詳細を見る
神聖魔法は漆黒の漆原さん (MF文庫J)(2012/01/23)
森田季節

商品詳細を見る
ドラマCD お前のご奉仕はその程度か?(2011/11/25)
No Operating System

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か?2 (GA文庫)(2011/10/17)
森田 季節

商品詳細を見る
エトランゼのすべて (星海社FICTIONS)(2011/10/14)
森田 季節

商品詳細を見る
お前のご奉仕はその程度か? (GA文庫)(2011/07/16)
森田 季節

商品詳細を見る
NOVA 4---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)(2011/05/07)
大森 望

商品詳細を見る
コミック百合姫 2011年 01月号 [雑誌](2010/11/18)
不明

商品詳細を見る
不堕落なルイシュ2 (MF文庫J)(2010/10/21)
森田季節

商品詳細を見る
不動カリンは一切動ぜず (ハヤカワ文庫 JA モ)(2010/09/30)
森田季節

商品詳細を見る
不堕落なルイシュ (MF文庫 J も 2-6)(2010/06/23)
森田季節

商品詳細を見る
ともだち同盟(2010/06/26)
森田 季節

商品詳細を見る
桜木メルトの恋禁術(2009/09)
森田 季節

商品詳細を見る
原点回帰ウォーカーズ〈2〉(2009/05)
森田 季節

商品詳細を見る
原点回帰ウォーカーズ(2009/01)
森田 季節

商品詳細を見る
プリンセス・ビター・マイ・スウィート(2008/12)
森田 季節

商品詳細を見る
ベネズエラ・ビター・マイ・スウィート(2008/09)
森田 季節

商品詳細を見る