好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は宝塚市の奥地を巡ります。
やたらと中世の石造物が多いです。
宝塚線武田尾駅で下車。駅の半分がトンネルに入ってます。
トンネルに入ってるだけあって、トンネルに入ってない駅ホームからの写真もガチの渓谷。
一日六本のバスで目的地へ向かいます。
終点の波豆(はず)で下車。目の前に神社があります。波豆八幡神社です。
波豆八幡神社の石造鳥居は1425年のもので県指定文化財。この神社は古い石造物が多いです。
こちらが神社の拝殿。
本殿は1403年の建築で重要文化財。
宝篋印塔は1391年のもので県指定文化財。左の三尊種子板碑は1328年のもので県指定文化財。
五輪塔は1343年のもので県指定文化財。
こちらの宝篋印塔は南北朝時代のもので県指定文化財。
ここからダムを渡って普明寺(ふみょうじ)へ行きます。
普明寺の境内に入りました。笠塔婆は南北朝時代のもので市指定文化財。
宝篋印塔は1395年のもので県指定文化財。本当に石造物が多いですね。
境内奥にある開山の人の墓所の宝篋印塔。
神社まで引き返して、さらに集落のほうに来ました。こちらは宝山寺の山門。
こちらは本堂。
ちょっと歩いて長谷のほうの集落に来ました。素戔嗚(すさのお)神社と普光寺があります。
こちらがお寺の本堂。すぐ隣が素戔嗚神社です。
神社境内にある宝篋印塔。1350年のもので県指定文化財。異様に石造物が多いので、石工がこのへんに来たんでしょうか。
神社の門。壁じゃないかと思われるかもしれませんが、逆側が農村歌舞伎舞台になっているタイプのものです。
農村舞台側。というか、舞台の下側を神社の入口としても使ってると言ったほうが近いでしょうか。
本殿は江戸時代初期の建築で県指定文化財。
このあと、宝塚の市街地のほうに戻ってきました。阪急中山観音の駅前にある中山寺へ。三十三箇所観音霊場の一つである大きい寺院です。山門は1646年の建築で県指定文化財。
本堂は1603年の建築で県指定文化財。家康が征夷大将軍になった年ですが、この建物は豊臣秀頼が秀吉の冥福のために建てたものです。
本堂をもう一枚。
護摩堂も1603年の建築で県指定文化財。
この寺の境内には中山寺古墳という6世紀末から7世紀頃の古墳も残っています。県指定史跡。
こんな感じの宝塚郊外と中山寺巡りでした。次回は世界遺産薬師寺と唐招提寺を巡ります。
行き方
宝塚の波豆エリア
JR宝塚線の武田尾駅からバス。本数が少ないので時刻は要注意。なお、波豆行きの本数は少ないが、もう少し西の集落からは運転本数が少し増えるので帰るのは少し楽。
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