大神神社・桧原神社近辺(奈良県桜井市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。


さて新刊案内です。25日に『異世界作家生活』がダッシュエックス文庫から出ます!
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ラノベ作家が異世界に行って小説を教えたりする話です。よろしくお願いします!

※あと、最近、気づいたのですが、ブログの横幅が狭くて写真が微妙に横が切れたサイズでアップされてます。いじってなおせるかと思ったけど仕様なので無理みたいです。
サイズを小さくしてもいいのですが解像度下がるし、気になる写真があったらクリックしてください。元の切られてないサイズのものが出てきます。


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今回は桜井駅から大神神社近辺の史跡をまわります。

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いきなり仏教公伝の地と相撲発祥の地のダブルパンチ。

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その横のモニュメント。

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こういう名前の有名な市場があって、日本史教科書にも微妙に載ってたんですが、みんな覚えてますか?

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ちなみにこのあたりです。何の変哲もないけど、古い道ということはなんとなくわかる。

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この道は古代から街道だったはず。

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その途中、収蔵庫に金屋の石仏というのがあります。石板、右が釈迦如来、左が弥勒如来と言われてます。
平安時代初期か鎌倉時代と本には書いてましたが、平安時代初期はなんか早すぎる気がするので、鎌倉のものではないのかなあ。

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このまま歩いていくとそばに志貴御県坐(しきのみあがたにいます)神社があります。内容は看板の通り。

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各駅停車は無理。

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街道沿いに行くと参道ではなく、いきなり大神神社に到着する。
拝殿は1664年のもので重要文化財。
社殿を建てるという概念の前からある山自体を祀ってる神社です。
見えないですが、拝殿の奥に特殊な形状の鳥居があって、それが三輪山を遥拝する構造になってます。

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正月に近い時期なので混んでいた。

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摂社の磐座(いわくら)神社。石が置いてあるだけという昔ながらのスタイル。

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続いて摂社の狭井(さい)神社へ。

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許可を得れば、ここから三輪山へのぼることができます。時間的に遅いのでちょうど最後のお客さんが戻ってきたあたりでした。

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せっかくなのでさらに奥まで街道を行く。

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玄賓庵(げんぴんあん)はこの名前の僧都が隠棲した土地に建っていると言われ、重要文化財の不動明王像が祀られてます。

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さらに行くとやがて桧原(ひばら)神社に到着。ここも大神神社の摂社ですが、1キロ以上離れているので実質別の神社という雰囲気の扱い。

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三ツ鳥居がここでは見られます。鳥居だけどくぐれないので、ここから山を遥拝しろということです。

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大神神社エリアに戻ってきました。摂社にいた巨大なフクロウ。智慧の神のつながりか。

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ここから駅のほうに下りていくと大直禰子(おおたたねこ)神社があります。もともと大御輪寺という神宮寺があった場所です。神仏分離で神社にされましたが、本堂が結局そのまま本殿に使われてます。鎌倉時代のもので重要文化財。

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表参道のほうに出てきた。

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だいぶ暗くなってきた。

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三輪駅の駅前にある恵比寿神社。もともとこの近くにあった、さっきアップした海柘榴市(つばいち)の守護神だったと言われてます。

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日本最初市場がその市場を示してます。
以上、大神神社近辺を巡りました。

行き方
近鉄桜井駅からずっと歩いてきたが大神神社近辺に行くだけならJRの三輪駅からのほうが近い。ただし、運転本数はそんなに多くない路線。
玄賓庵 拝観100円

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百済寺・瑞花院・久米寺・橿原神宮・安楽寺(北葛城郡広陵町・橿原市・御所市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

『てらめぐりぶ?』サイン会本当にありがとうございました!
まだお買い求めじゃない方もよろしくお願いします!

今回は奈良県の距離的にちょっと不便で行けてなかった寺などをいくつか巡ります。
※あと、最近、気づいたのですが、ブログの横幅が狭くて写真が微妙に横が切れたサイズでアップされてます。いじってなおせるかと思ったけど仕様なので無理みたいです。
サイズを小さくしてもいいのですが解像度下がるし、気になる写真があったらクリックしてください。元の切られてないサイズのものが出てきます。

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まず、近鉄の松塚というマイナーな駅で下車。

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農村地帯を延々と2キロほど歩く。ほぼ直線なので迷わない。

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竹取伝説があるらしい。

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やがて百済寺(くだらじ)が見えてきます。
歴史はすごく古いかと思いますが、成り立ちなどよくわかってないことも多いです。室町時代はこの土地が多武峰の荘園だったので、多武峰が管理などしていました。
三重塔は鎌倉時代中期のものと見られ、重要文化財。

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今は春日若宮神社の境内に寺自体が入ってます。

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周囲は農村で高い建物などないので、雷とか落ちたら終わりだと思うのですが、今の所、無事。

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続いて、また田園地帯をてくてく歩いて、瑞花院(ずいけいん)へ。本堂は1443年のもので重要文化財。

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周囲がすぐ壁や庭なので撮影が難しい。

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ここから近鉄の真菅駅まではそう遠くないです。

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続いて近鉄で橿原神宮前駅へ。奈良の移動はたいてい近鉄に頼ることになる。
このあたりも長らく来てないので再訪のつもりで降り立ちました。

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まず、久米寺へ。久米仙人の伝説で有名なお寺です。仙人が飛行中に女性のふくらはぎを見てしまい、神通力失って墜落したという話ですね。
ただ、この寺自体は古代氏族の久米氏の氏寺でした。
本堂は1663年のもの。

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多宝塔は1659年に仁和寺から移築されてきたもの。当時、こんなの、運んでくるのってとてつもなく大変だと思いますが。重要文化財。

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七重石塔は平安時代後期のもの。凝灰岩製だからか結構荒く見える。

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続いて橿原神宮へ。久米寺のすぐ隣みたいな位置なので、神宮参拝してから久米寺に行く人も多かったです。時期的に初詣客がまだ多かった。

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広いので拝殿にたどり着くまで遠い。

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この奥が拝殿か。

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拝殿は見えますが、重文の本殿は見えません。神社自体ができたのは1890年と新しいです。神武天皇陵のところに戦前に神社を作ったのが元。なお、古墳自体は本当に天皇陵の可能性があるかもしれなかったはずなので、でっちあげとも言い切れないです。

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池が巨大。

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本殿の解説ある案内板があった。

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もう一つ柳本藩の大書院と玄関が移築されていて、重要文化財となっています。

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それがこちら。

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橿原神宮前駅に戻ってきた。駅の構造が特殊なので入口が多い。

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ここから南下して数駅、葛駅に移動。ここもわざわざ行こうと思わないと来れない。

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この駅から歩いて15分ほどのところに安楽寺という寺があります。塔婆はもともと中世の三重塔だったものが一層しか残らなかったもので重要文化財。

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こちらが安楽寺の本堂。こんな感じのけっこう行きづらい史跡巡りでした。

行き方
・百済寺
近鉄大阪線松塚駅から田園をひたすら歩いて2キロほど。
・瑞花院
地理的にわかりづらいが、百済寺から集落や農村を歩いていくと瑞花院のほうに行ける。瑞花院から真菅駅までは1キロちょっとぐらいの距離で市街地を通るのでコンビニなどもある。
・久米寺・橿原神宮
ともに近鉄橿原神宮前駅から徒歩数分。
・安楽寺
近鉄吉野線葛駅から徒歩1キロほど。

次回は大神神社辺りを巡ります。

柳生の里の史跡、長尾神社・疱瘡地蔵・天石立神社・芳徳寺(奈良県奈良市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回も柳生街道の続きです。

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南明寺から数百メートルそれて集落のほうに移動。
その中に長尾神社があります。

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本殿は春日大社の社殿を移したもので重要文化財。
土地柄、春日大社のおさがり率が高い。

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街道に戻る。ここから明らかな峠越えになる。道の難易度が一気に上がる。大昔、歩いてて、たしかにこのへんでのぼりがきつくなった記憶あります。

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峠を下ってきて、柳生の集落に出たあたりで、疱瘡(ほうそう)地蔵という石仏があります。柳生徳政碑が刻まれていることで有名な石仏です。

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地蔵部分をアップ。1319年の銘があるようですが、肉眼ではよくわからんかった。

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側面のほうは室町時代のもののようです。

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地蔵を過ぎるとすぐに集落。
やっと柳生集落に入ってきた。というか、地蔵って結界的な役割を持ってるので下り道に地蔵が来たら、割とすぐにどっかに出るわけです。
旧柳生藩家老屋敷は県の文化財。家老の小山田氏の建物でした。

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正月直後だったので閉まっていた。

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旧柳生藩陣屋跡はただの更地でした。
18世紀の真ん中にもう焼けちゃって、あとは仮の建物でやってたようです。
まあ、小さい藩ですからね。

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ここから天石立(あめのいわたて)神社へ向かいます。川に怖いほどの巨石というか岩が転がっている。

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実質、岩を祀る神社なので社殿は仮設みたいなもの。

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デカい岩が背後にある。なので、これがご神体と言いたいところなのですが。

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もっと違う板状の石もあるんですよね。
奥のが多分前立磐(まえだちいわ)と呼ばれてる板状のもの。

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しめ縄のおかげで一気に神聖さがアップする。

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この二枚セットの石(岩と石の定義的な区別はとくにしてないです)は後立磐(多分、うしろだちいわ と読む)と前伏磐(まえぶせいわ)。右のほうが多分前伏磐。確証はないです。とにかく、名前がついてるぐらいなので、神聖なものと見なされていたのは確かなようです。

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なんで、隙間空いてるんだろ。

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その先には一刀石という柳生宗厳が天狗を斬ったら、そのあとにこの石が残ってたという伝説ある岩があります。強すぎるだろ。

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神社から下っていくと芳徳寺のほうにも出られます。ここは柳生藩主柳生氏の菩提寺。柳生というと剣豪イメージありますが、すぐそばに剣術道場があります。割とガチ。
さて、バス乗って帰ろうかと思ったら、バスが見事にない時間帯で困った。
しょうがないので、このまま山越えをして、京都府の南の端みたいな笠置(かさぎ)まで抜けることにしました。ということで次回は笠置寺を巡ります。すでに柳生集落が高台なのか、登り道はほとんどないです。

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道の途中にあった阿対(あたや)の石仏はデカいほうが鎌倉時代末期のもので、小さいほうが室町時代に追加で書いたものらしいです。

行き方
前回と変わらず、ずっと街道を歩いていれば柳生に着く。奈良駅からバスで行くことも可能。ただ、視覚的に面白いものは天石立神社ぐらいで(これだけでも価値はあるが)あくまでも、このあたりの街道を歩きながら古い寺社を巡っていくほうが意味があると思う。

いよいよ、『てらめぐりぶ?』サイン会の週となりました。予定数の整理券は売り切れ、追加分が出るぐらいになって、ほっとしております!
まだお買い求めでない方はぜひ買ってください!
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もちろん、書店でもまだまだ売ってますので、よろしくお願いします!

円成寺・夜支布山口神社・南明寺(奈良県奈良市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

今回も宣伝から。このブログの知見がとことん活かされた寺社巡り小説『てらめぐりぶ?』、好評発売中です!
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『伊達エルフ政宗』もよろしくお願いいたします!
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今回は柳生街道を歩きます。といっても、今回は柳生の集落の手前あたりまでですが。鉄道がとおってないのでなじみないかもしれませんが、奈良駅からバスで40分とか50分とか乗れば着きます(今回歩きはじめるところはもうちょっと手前)。

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問題はバスの本数が少ないこと。
多分下の4段が柳生方面に行くやつだけど、9時33分を逃すと11時16分までないので行程が破綻する。こういう遠方旅行は鉄道ダイヤが乱れたら終わりなので、行くまでがすごく緊張します。

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そして円成寺に到着。
真言密教の主要な道場の一つとして栄えました。
庭園は平安時代後期の浄土式庭園で国の名勝。

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1468年に再建された楼門は重要文化財。
拝観は門ではなくその横側から入ります。

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平安時代後期のものらしい十三重石塔もある。

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この多宝塔は平成のものですが、中には運慶の20代の作品である木造大日如来が収められていて、拝観できます。

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境内から庭のほうを望む。たしかに平安時代ぐらい古いような気がする。

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本堂は1466年のもので重要文化財。この時期に大幅に復興されたのがわかる。
中には重要文化財の厨子に入った重要文化財の阿弥陀如来立像や木造四天王がいらっしゃって拝観できます。

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楼門を裏側から見る。だいぶ雰囲気変わる、下から見上げると相当大きく見えた。

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角度を変えて本堂を撮影。

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小さな神社のようですが(実際小さな神社ですが)1228年という春日造りの社殿では日本一古いもの。鎮守の白山堂と春日堂。ともに国宝。

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その横にある宇賀神本殿も重要文化財。これも国宝のお堂とほぼ同じ時期のモノと思われますが、そのあと正面を唐破風に修理してるせいか重要文化財。

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境内の外側にある墓地には1321年の五重塔があり、重要文化財。

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墓地のあたりの風景。ハイキングにはちょうどいい。ただ、なんだかんだで柳生集落まで10キロぐらいは歩くことになるので、それなりに小走りで行きました。

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ずっと山道というわけではないけど、山道もある。

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結界を示す勧請縄とかいうものだと思われる。

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集落の風景。まだまだここから遠い。

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寺から2キロほどで夜支布(やぎゅう)山口神社に到着。

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摂社の立磐(たていわ)神社本殿は重要文化財。1747年に春日大社第四殿を移したもの。

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後ろから見ると、明らかに岩が本殿の後ろに。本来のご神体はこっちでしょう。

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途中、水木古墳という6世紀後半の古墳の跡が。

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なかなかかっこいい道。

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そのまま行くと、やがて南明寺(なんみょうじ)に着きます。本堂は鎌倉時代のものと推定され、重要文化財。

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これは室町時代の十三重石塔。
こんな感じで、次回に続きます。

行き方
・円成寺
奈良駅から柳生方面のバスに乗車し、忍辱山(にんにくせん)で下車。運賃650円。
拝観料――400円
近くを柳生街道が通っており、ハイキングコースをたよりに柳生の集落まで歩ける。今回の史跡はすべてハイキングコース途中にある。円成寺だけ見て帰る場合、帰りのバス時刻を要確認のこと。なお、奈良方面へのハイキングコースもあり、石仏が多い。
南明寺は境内立ち入り禁止と書いてあったので、外から撮った。

不退寺・法華寺(奈良県奈良市)

好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。

さて、今日あたりからほぼ全国(もしかすると北海道あたりだと明日から?)で発売になってる『てらめぐりぶ?』の話を!
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まさにこのブログを作る時に延々と寺社をまわった経験をもとにして作った本です。このブログを楽しんでくれてる方なら絶対に楽しめるかと思います。こんなにガチでまわってたのかと思ってもらえるかなとw いわばブログ裏側のドキュメンタリーみたいな本です(作中は女子高生ですけど)。
ぜひともこのブログの読者の方はお買い求めいただければと思います! 売れれば二作目も作れます! 賽銭だと思って買ってください! 本当によろしくお願いします!

あと、『伊達エルフ政宗』も発売から一週間ほど経ちましたが、好評発売中ですのでよろしくお願いします!
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今回は佐保(さほ)・佐紀(さき)という奈良盆地北端のエリアを行きます。奈良駅からちょっとバスに乗れば10分ちょいぐらいで着きます。なんかギャルゲーの双子のキャラみたいな名前の地名ですけど、厳密にどこで二つのエリアが別れるかようわかりません。今回もちょっと微妙なラインの場所が多いです。

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まず、奈良駅から西大寺方面に行くバスに乗りまして、最寄りバス停で降りる。バスによって微妙にバス停が変わる可能性があるので念の為確認してください。
平城(へいぜい)上皇が御所を営んだところと言われていて、その孫の在原業平に受け継がれたと言われています。多少伝説チックなんですが上皇と皇女のゆかりの寺としての記述が史料にはっきり出てくるので、たんなる伝説ということもないのかもしれません。
この南門は1317年のもので重要文化財。

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凝灰岩製の古墳石棺が境内にあった。

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本堂は14世紀の南北朝時代のものと推定され、重要文化財。様式としては門と同じ新和様というやつです。たしかに和風の感じがして落ち着きます。

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この石造物は先学の智慧を借りると、角塔婆とのこと。たしかに上が角ばっている。室町時代中期とのことです。僕は中世石造物の年代比定をする能力がないので素直に従いたいと思います。

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鎌倉時代後期の新和様の塔婆。重要文化財。実はもともと多宝塔でしたが、幕末から明治頃に上が傷んで今の形に。寺が侮られた時期なのでそのせいで経済的に困窮でもしたのだろうか?

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続いてすぐそばにある海龍王寺に来たのですが年末だったので閉まってました。うおおおおおお! マジで残念! なお、この表門は江戸時代前期のものです。

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海龍王寺の横の春日社は寺の鎮守でした。

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海龍王寺が閉まっててしょうがないので次の法華寺へ。ここはもともと藤原不比等邸で娘の光明皇后の皇后宮を経て、宮寺とされて、国分寺建立の詔(みことのり)の時に、国分尼寺に指定されて法華寺と名のりました。平安時代にすたれて、一回鎌倉時代に真言律宗などによって再興されたもののまた衰微、豊臣秀頼が片桐且を奉行にして復興させました。歴史的経緯から尼寺としてのやさしい雰囲気が残ってます。

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本堂は1601年のものですがわざと古い感じにしてるのかもっと古く感じる。重要文化財。

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正面から撮影。でも古い建築と比べるとちょっと背が高く感じます。奈良時代の建物とかもっと平べったいイメージがある。

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こちらは1602年にできた鐘楼。重要文化財。

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これはカラブロという建物で端的に言うとサウナです。1766年のもの。

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付属施設のそばの井戸。

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その横にある旧東谷家住宅。県の文化財。江戸時代中期の農家の建物です。今は光月亭(こうげつてい)というかっこいい名前がついてます。

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外から本堂正面にある南門を撮影。これも重要文化財。江戸初期復興時にできたもののはず。

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寺の近くにある宇奈多理坐(うなたりにいます)高御魂(たかみむすび)神社へ。名前の読みづらさ。

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本殿は室町時代のもので重要文化財。

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このあたりは平城宮跡として国特別史跡になってます。

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この直後、雨が強めに降り出してまさに丁度来たバスに乗って奈良に戻りました。ぎりぎりセーフでした。もし海龍王寺に行ってたら確実に雨に遭ってびしょ濡れになってました。結果的にすべてが上手くいったのかもしれません。寺社巡りしてるとこういうことがたまにある。

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東京のお土産の類似品? こういうギャグは個人的には嫌いじゃないです。

行き方
不退寺――奈良駅から西大寺方面のバスに乗車。最寄は不退寺口だが奈良方面からのバスでこのバス停に停まったか記憶が怪しい。念のため乗車時に確認されたし。
拝観400円
法華寺――奈良駅から西大寺方面のバスに乗車。不退寺からは充分に歩ける距離。平城宮跡にも歩いて行ける距離。そこまで行けば近鉄西大寺駅に徒歩で出ることも可能。
拝観700円
その他、土休日などはこのあたりの寺の横を通る循環バスのようなものがあるよう。


次回は神戸の山にある摩耶山天上寺や西宮神社を巡ります。
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