好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は世界遺産の唐招提寺を巡ります。
前回の薬師寺に続いて、その北側にある世界遺産、唐招提寺へ。
いきなりいかにも文化財っぽい南大門ですが、こちらは古い様式で戦後に再現したもので、文化財ではないです。
門の正面にある金堂は8世紀後半の建築で国宝。内部には国宝仏が並んでいます。
金堂を近づいて撮影。
この鐘楼は文化財指定はされてませんが、かかっている鐘は平安時代のもので重要文化財。
続いて、金堂北側の講堂。平城宮の建物を奈良時代の760年頃に移築したもので国宝。こちらでも立派な仏像が拝観できます。
講堂を逆側から撮影。
この鼓楼という建物は1240年の建築で国宝。
鐘楼にかかっていた重文の銅鐘。
境内の奥には鑑真由来の寺だけあって、戒壇があります。
こちらが戒壇。
本坊の表門。多分、文化財ではないです。
旧興福寺一乗院僧正門が奈良県の文化財になっているのですが、どれかわかりません……。おそらく、この門。
この門の先には御影堂があります。こちらも旧興福寺一乗院の宸殿遺構を戦後に移築したものです。1647年の建築で重要文化財。
工事中で正面からははっきり見られませんでしたが……。
鑑真御廟あたりの塀もかっこいい。
こちらが廟。
左の宝蔵と右の経蔵はどちらも国宝。一緒にしか見えないかもですが、宝蔵のほうが一回り大きいです。8世紀の建築。
細長い建物は礼堂(らいどう)といって、1283年に僧房を改築したもの。重要文化財。厳密には真ん中が通り抜けられるようになっていて、そこから半分ずつを礼堂。東室(ひがしむろ)と言い分けているようですが、まあ、感覚的には同じ建物ですね。
こんなふうに分かれています。
こんな感じの唐招提寺巡りでした!
次回は大阪府内の近鉄奈良線の沿線を巡ります。
行き方
近鉄西ノ京、尼ヶ辻駅などから徒歩。薬師寺とセットで行くなら、西ノ京で降りて、薬師寺を見たあとに行くほうがわかりやすいか。
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