好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は長良川鉄道にひたすら乗って、終点近くの史跡を巡ります。
基本的に長良川沿いに進む。
次第にローカル線色が強くなってきます。
終点北濃(ほくのう)へ到着。かつては福井へ結ぶ計画もありましたが、夢潰えてなんとも微妙なところで終点となりました。
旧国鉄越美南線北濃駅機関車転車台は1902年のもので、日本最古級の転車台です。登録有形文化財。
はっきり言って駅ぐらいしかありません。旅行マニアの中には福井側の越美北線の九頭竜湖駅とここを移動するタイプの人もいます。
駅前の風景ではないな……。
福井を目指している線路跡。
さて、北濃には観光する場所もほぼないので少しだけ戻って白山長滝駅で下車。
ここは駅前に白山長滝神社があります。かつて長滝寺として白山修験の美濃側の入り口として栄えたところです。
坊院の宝幢坊(ほうどうぼう)。
参道を歩きます。
僧坊だったと思われる瀧泉院。
こんな感じで坊院の跡地が横参道にあります。
ずいぶん神社の境内っぽくなってきましたが、かつてはこのあたりの両側も坊院が建っていて、奥も神社ではなく、長滝寺でした。まあ、修験なんで神仏混淆だったわけですが。
修験の名残、護摩壇。正面の神社の左手にあります。
長滝寺のほうです。
白山長滝神社。やっぱりお寺っぽいお堂ですね。拝殿の鳥居っぽい部分。
離れて撮影。
こちらが本殿部分。
石灯籠は1302年のもので重要文化財。
まだ残っている坊院の阿名院。
近くに白山文化博物館もあります!
若宮修古館は元々長滝寺の執行(しぎょう)で明治以後は神社の社家となったの若宮家の住宅だったもの。県指定文化財。建築年代は確定できないようですが、天明5年(1785)の棟札と、文化8年(1811)の棟札が残ってます。
こんな感じで白山修験の美濃側の本拠地を巡りました。
行き方
白山長滝の史跡は駅周辺にあるので、徒歩で簡単に行ける。が、問題は長良川鉄道のかなり奥なので、相当の乗車時間がかかる。普通は郡上八幡などとの観光を前提にして移動したほうがいい。
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