好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
相馬駅に到着。
まず、涼ヶ岡(すずみがおか)八幡神社へ。
歩いていける距離ではないので、タクシーを使いました。
なお、タクシーの運転手の人は「すずしがおか」と言ってました。地元と本で読み方が異なるという、あるあるだ……。
社殿エリアは水堀と土塁に守られた城っぽい構造になってます。とくに本には城跡とは書いてないがですが。
随神門は1695年の建築で重要文化財。
本殿、幣殿、拝殿は1695年の建築で重要文化財。写真は拝殿。
壮麗なことから相馬日光と呼ばれたそうです。
こちらが本殿部分。
絵馬殿は社殿と同じ年にできたものの焼失して1911年に再建されました。
拝殿をもう一枚。
本殿ももう一枚撮影。
摂社の若宮八幡宮は1695年の建築で重要文化財。
亀齢社(きれいしゃ)は1795年の建築で重要文化財。何を祀ってるんやという話ですが、相馬藩八代藩主の相馬恕胤(そうまもろたね)を祀ってます。
涼ヶ岡八幡神社から市街地のほうへ戻るように歩いていきます。
途中にあった小高い丘は熊野堂城跡です。戦国期には近くの相馬氏の本拠中村城を攻める時の陣城として機能したとかウェブのページで書いてたりしましたが、自分では細かく検証してません。
続いて相馬中村神社へ。
この神社も含めて中村城の城域です。相馬藩相馬氏六万石のお城です。
土塁と堀。
神社入り口横にある親子スギ。県の天然記念物。
曲輪を使っているからか高低差がけっこうある。本殿・幣殿・拝殿は1643年の建築で重要文化財。この上の部分は妙見曲輪です。なお、この神社は元々妙見菩薩を祀っていました。
相馬氏は通字で名前に「胤(たね)」の字が入りますが、これは千葉氏の通字と同じです。相馬氏も千葉氏の一族で本来の本拠地は千葉県の北西部から茨城県の取手とかあたりの相馬御厨のあたりでした。妙見菩薩は千葉氏が強く信仰してました。
拝殿部分。
本殿部分。
社殿付近は土塁みたいなのが巡らされてます。
妙見曲輪の隣の曲輪との間の堀。
THE城。
本丸のほうへ向かう。
中村神社が本丸にあります。
本丸の逆側の出入り口。
下から本丸とかのほうを見上げる。台地になってますね。
中の門跡。
外大手一門。
なかなか堪能できた中村城・中村神社でした。
こんな感じの相馬市巡りでした!
次回は西国街道の宿場町矢掛(やかげ)などを巡ります。
行き方
涼ヶ岡八幡神社
相馬駅から5キロほど離れていてほぼバスもないエリアなのでタクシーが必要。
中村神社・中村城
相馬駅から徒歩で行けることは行けるが、奥までまんべんなく歩くとかなりの距離。城の奥から駅まで2キロ弱ほど。
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