好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は久留米市のまだ巡ったことのない箇所を中心に回ります。
手っ取り早く食べられる店がなかったので、昼食に長崎の大村市の郷土料理、大村寿司を食べる(なぜか売っていた)。
宮の陣駅で下車。
宮ノ陣神社が駅前にあります。征西将軍宮懐良親王が陣を敷いたので、「宮」の「陣」です。
近くの国分寺は仁王像がゆるくてかわいい。
前回もちょっとだけ寄った梅林寺へ。初代久留米藩主有馬豊氏が丹波福知山の端巌寺を移建した臨済宗妙心寺派の寺院です。近年、重要文化財や県指定文化財などの指定が増えたので、再訪しました。
山門は江戸時代後期の建築。
唐門は2021年に県指定文化財に指定されました。立派ですが、けっこう新しくて1887年の建築です。
市の天然記念物に指定されているソテツ。
本堂(右)と庫裏(左)。それぞれ1918年、1902年の建築。
禅堂は1802年の建築。
経蔵は1858年の建築。
開山堂は1846年の建築。
位牌堂。江戸時代後期の建築。この位牌堂と開山堂の間の奥に霊屋が並ぶエリアがあります。
梅林霊屋は藩祖である有馬則頼夫妻のための霊廟。1630年の建築で重要文化財。ここから重要文化財の霊廟が複数ある有馬家墓所です。
春林院霊屋は初代藩主の有馬豊氏夫妻や二代藩主などの霊廟。1643年の建築で重要文化財。
墓所から本堂エリアの裏手を見る。茶室部分は幕末のもの。
長寿院位牌廟は1652年の建築で重要文化財。
春林院位牌廟は1643年の建築。重要文化財。
瓊林院位牌廟は1655年の建築で重要文化財。
梅林寺ティーハウスは昭和33年の瀟洒な建物です。登録有形文化財。
鐘楼は1843年の建築。梅林寺をじっくり見学したので、ここから駆け足で巡ります。
久留米城の中心部分に来ました。もともと柳川藩田中氏の領域でしたが、田中氏が改易のあと、1621年、福知山からやってきた有馬豊氏が入ってきて、久留米は20万石の城下町となりました。
このあたりの石垣は古そう。
本丸御殿跡に篠山神社があります。拝殿は1879年の建築で登録有形文化財。
本殿とその前の中門、透塀も1879年の建築で登録有形文化財。
久留米大学本館は1929年の建築で登録有形文化財。
遍照院の墓地に「寛政の三奇人」の一人、高山彦九郎の墓があります。
本泰寺の山門は元禄年間の建築で市指定文化財。
日本福音ルーテル久留米教会礼拝堂は1918年の建築で登録有形文化財。
最後に、現存している青木繁旧居へ。
こんな感じの久留米巡りでした。
次回は彦根の重要伝統的建造物群保存地区を歩きます。
行き方
宮ノ陣神社・国分寺……宮の陣駅から徒歩
その他の久留米の史跡……久留米駅でレンタサイクル利用
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