好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回も徳島県の続きです! 友人の車で回ります!
今回はまず切幡寺(きりはたじ)から。けっこう先にある。
本堂。
大師堂。
ここも札所(10番)の一つなので、必ず大師堂はあります。
盗む奴いるのか?
高台にある大塔は重要文化財。もともと豊臣秀頼が1607年に建てたもの。といっても、八十八箇所の札所だから作ったとかではなく、本来摂津一宮の住吉大社の神宮寺の塔として作ったもの。それを廃仏毀釈で寺もなくなってしまい、この寺に移されることになりました。購入したのかな。この塔、かなりレアで、多宝塔のようだけど、白い卵型の部分がないのです。
もう一枚撮影。
9番の札所の法輪寺にちょっと寄って次を目指す。
熊谷寺(くまだにじ、8番札所)へ。仁王門は1687年のもので県指定文化財。なお、かなり手前にありますので、ここからメインのエリアまで相当遠いです。
多宝塔は1774年のもので県指定文化財。
また門がある。こっちの門は中門という名前。1649年のもので県指定文化財。仁王門と言いたくなるけど、仁王ではなく天部が入っているので名実ともに仁王門ではないです。
鐘楼は県指定文化財ですが、本にも年代書いてないので、年代不明なのかもしれない。
本堂。
大師堂は1707年のもので県指定文化財。
こんな感じの熊谷寺でした!
続いて、7番札所の十楽寺。
続いて6番札所の安楽寺へ。ここは温泉が湧いてます。宿坊に泊まると入浴できるらしい。この建物は方丈で、江戸後期のもので登録有形文化財。
四国ならでは。
せっかく車で来たので車でないとさすがに絶対行けない山の上の大山寺へ。
こちらは仁王門。
鐘楼門は江戸時代後期のもので登録有形文化財。
本堂は江戸時代前期から中期頃?のもので登録有形文化財。あいまいな書き方ですが、文化遺産オンラインの年代比定が広すぎる。
大師堂は1863年のもので登録有形文化財。
最後に五百羅漢で有名な5番札所の地蔵寺へ。無茶苦茶広い。本堂は正徳年間(1711年からの数年の元号)のもので登録有形文化財。
すぐ横に不動堂がひっついてますが、こっちは江戸時代中期頃のもので登録有形文化財。
大師堂は正徳年間のもので登録有形文化財。
この左手の白っぽい建物は経蔵で1810年のもの。登録有形文化財。
そして、かなり境内の北に進んだところに巨大な五百羅漢堂があります。近代に焼けて1922年の再建。登録有形文化財。こっちのエリアの大師堂(さっきの大師堂と別の建物)と釈迦堂という建物と回廊で連結されていて、コの字型の巨大な建物のようにも見えます。
こんな感じの徳島県巡りでした。
次回は京都の船岡山の建勲神社あたりを巡ります。
行き方
徳島の寺は異常に公共交通機関だと行きづらいので、車で一気に回るのが現実的(まあ、遍路の場合は快適すぎても問題なので歩くべきかもしれないが……)。逆に大きい県ではないので、車があるとやけに効率よく回れる。
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