どもども、森田です。
18日にガガガ文庫より出した『不戦無敵の影殺師(ヴァージン・ナイフ)』おかげさまで、けっこうネットなどで取り上げられておるようで、うれしい限りです。
こんな感じで。
ありがたいことです。
どうやら、読んでくれてる方に、けっこう好評なのは割と本当なので(まあ、作者の立場上、もし不評でも不評とは言えないですけどね。ただ、今回はストレートに評価されてるっぽいのでうれしいです)、ぜひともよろしくお願いします。
あと、『烈風の魔札使と召喚戦争』3巻も好評発売中ですので、なにとぞよろしくお願いします!
あと、4月にはGA文庫より新刊『アルケミストの終焉創造術(ニルヴァーナ)』も発売になりますので、こちらもよろしくお願いします!
あと、書泉ブックタワーさんでサイン会を4月にやります。
詳しくはこちらのサイン会のところをチェックしてください。
今回は護国寺からぶらぶらと歩いていきます。

まず、護国寺から。地下鉄護国寺駅からすぐ行けます。
このお寺は徳川綱吉の時代にその母親の桂昌院が帰依する亮賢(りょうけん)という僧侶に開かせたところです。この地はもともと大塚薬園があったので土地が余っていたらしいです。結果、江戸の中に大寺院が新たに作られることになったんですね。

この水入れるやつ(水盤と言うのだろうか)は桂昌院の寄進によるものだそうです。

なんか左右対称で上にボスがいそうな感じ。まあ、奥には本堂があるからあながち間違いではないです。

さらに門をくぐって奥へ進んでいく。

本堂は1697年の建築で重要文化財。ものすごくデカいです。なお、本来は本堂ではなく、観音堂として作られたものの、そのあと、本堂が焼けたので、スイッチされたらしい。

少し近づいて撮影。内部は外陣までなら入れます。中にも額などいろいろとかかっていますし、豪壮なつくりを見れるのでぜひ入りましょう。

かなり寺の敷地は広いので、いろんな建造物があります。

こちらの月光院は本来滋賀県の園城寺の日光院客殿だったもの。ややこしいな!
重要文化財表示のよくある看板で室町時代と書いてあったけど、本当だろうか。本には桃山建築の形式と書いてあったんですけど。室町はさすがに無理があると思います。

薬師堂は1691年のもの。

境内には有名人の墓が多いですが、これは三条実美の墓です。そのほか、場所はわからないですが大隈重信や山形有朋、コンドル、梶原一騎、大山倍達などいろんな有名人の墓があります。大山倍達の墓は発見できました。

大師堂は1701年の建築。もとは薬師堂だったと案内板にある。これも、ややこしい!

こちらは元禄年間の惣門。一回、寺の外に出て道路沿いに歩くとあります。寺から出ないと見れないという点では増上寺の門とかに似てますね。

近くにある吹上稲荷はもともと江戸城内の吹上御殿にあったとか。移転して、今は護国寺の近くの住宅地の中にあります。

続いて後楽園のほうに移動します。目的は遊ぶことではなく、後楽園の庭園に行くためです。

後楽園は細かいを経緯を荒っぽく省いて説明すると、徳川光圀が作った水戸藩の庭園です。たぶん、ブレーンに明から亡命してきた朱舜水がついていたと思われますが、和風要素と中国要素が混ざってるようです。

梅の咲いてる季節で、ご老人が大賑わいでした。自分が大幅に平均年齢を下げる側。後楽園の周辺だと十代多いのでたぶん平均年齢上げる側ですが。

なんか、こういう橋を見ると下をくぐりたくなる。

近くには源頼朝建立の伝説がある牛天神があります。

ちょっと坂を上る。坂の上の伝通院は家康の母親の於大(おだい)や千姫の墓がありますが、お葬式をされてたので割愛。
福聚院(ふくじゅいん)は大黒点で有名。とうがらし地蔵も祀られています。

大きなムクの木のあるこのあたりに幸田露伴が住んでたそうです。

澤蔵司(たくぞうす)稲荷は狐伝説があるお寺。もともと、このお寺に無茶苦茶頭のいい修行僧がいて、ある晩、住職の夢枕にその僧侶が登場、「私は実は稲荷神ですが、勉強のために姿を変えていました。以後、このお寺を守りましょう」と言った――などという伝説があります。

こんにゃくえんまで有名な源覚寺には大量のこんにゃくが。

茗荷谷のほうに移動して、林泉寺のしばられ地蔵へ。まあ、写真の通りです。願掛けをしてかなったらほどくと本に書いてあったんですけど、じゃあ、これはかなってない人が縛りっぱなしにしてるやつなのか……?

深光寺には南総里見八犬伝で有名な滝沢馬琴の墓が。
その他、いろいろまわっていたのですが、あまりにもマイナーだったりするので、まあ、このへんで。
行き方
今回は護国寺・後楽園・茗荷谷の三駅から徒歩圏内のエリア。
護国寺は有楽町線の護国寺駅からすぐ。重要文化財の建築を駅すぐで見られるというのはなかなか贅沢。拝観料もいらないので、都内在住なら行ってみる価値あり。
後楽園はさすがに入園料がかかるが、たかだか300円。そのあと、こんにゃくえんまや牛天神などを訪れるのもよい。
伝通院・澤蔵司稲荷あたりはちょっとだけ後楽園駅から離れているが、歩ける距離。こんにゃくえんまからとぼとぼ歩ける。
林泉寺・深光寺あたりは後楽園駅からも歩けるが、坂なので、茗荷谷駅からアクセスするほうが楽。これなら、坂を下っていくだけで行ける。
次回は銀座をまわります。
18日にガガガ文庫より出した『不戦無敵の影殺師(ヴァージン・ナイフ)』おかげさまで、けっこうネットなどで取り上げられておるようで、うれしい限りです。
こんな感じで。
ありがたいことです。
どうやら、読んでくれてる方に、けっこう好評なのは割と本当なので(まあ、作者の立場上、もし不評でも不評とは言えないですけどね。ただ、今回はストレートに評価されてるっぽいのでうれしいです)、ぜひともよろしくお願いします。
あと、『烈風の魔札使と召喚戦争』3巻も好評発売中ですので、なにとぞよろしくお願いします!
あと、4月にはGA文庫より新刊『アルケミストの終焉創造術(ニルヴァーナ)』も発売になりますので、こちらもよろしくお願いします!
あと、書泉ブックタワーさんでサイン会を4月にやります。
詳しくはこちらのサイン会のところをチェックしてください。
今回は護国寺からぶらぶらと歩いていきます。

まず、護国寺から。地下鉄護国寺駅からすぐ行けます。
このお寺は徳川綱吉の時代にその母親の桂昌院が帰依する亮賢(りょうけん)という僧侶に開かせたところです。この地はもともと大塚薬園があったので土地が余っていたらしいです。結果、江戸の中に大寺院が新たに作られることになったんですね。

この水入れるやつ(水盤と言うのだろうか)は桂昌院の寄進によるものだそうです。

なんか左右対称で上にボスがいそうな感じ。まあ、奥には本堂があるからあながち間違いではないです。

さらに門をくぐって奥へ進んでいく。

本堂は1697年の建築で重要文化財。ものすごくデカいです。なお、本来は本堂ではなく、観音堂として作られたものの、そのあと、本堂が焼けたので、スイッチされたらしい。

少し近づいて撮影。内部は外陣までなら入れます。中にも額などいろいろとかかっていますし、豪壮なつくりを見れるのでぜひ入りましょう。

かなり寺の敷地は広いので、いろんな建造物があります。

こちらの月光院は本来滋賀県の園城寺の日光院客殿だったもの。ややこしいな!
重要文化財表示のよくある看板で室町時代と書いてあったけど、本当だろうか。本には桃山建築の形式と書いてあったんですけど。室町はさすがに無理があると思います。

薬師堂は1691年のもの。

境内には有名人の墓が多いですが、これは三条実美の墓です。そのほか、場所はわからないですが大隈重信や山形有朋、コンドル、梶原一騎、大山倍達などいろんな有名人の墓があります。大山倍達の墓は発見できました。

大師堂は1701年の建築。もとは薬師堂だったと案内板にある。これも、ややこしい!

こちらは元禄年間の惣門。一回、寺の外に出て道路沿いに歩くとあります。寺から出ないと見れないという点では増上寺の門とかに似てますね。

近くにある吹上稲荷はもともと江戸城内の吹上御殿にあったとか。移転して、今は護国寺の近くの住宅地の中にあります。

続いて後楽園のほうに移動します。目的は遊ぶことではなく、後楽園の庭園に行くためです。

後楽園は細かいを経緯を荒っぽく省いて説明すると、徳川光圀が作った水戸藩の庭園です。たぶん、ブレーンに明から亡命してきた朱舜水がついていたと思われますが、和風要素と中国要素が混ざってるようです。

梅の咲いてる季節で、ご老人が大賑わいでした。自分が大幅に平均年齢を下げる側。後楽園の周辺だと十代多いのでたぶん平均年齢上げる側ですが。

なんか、こういう橋を見ると下をくぐりたくなる。

近くには源頼朝建立の伝説がある牛天神があります。

ちょっと坂を上る。坂の上の伝通院は家康の母親の於大(おだい)や千姫の墓がありますが、お葬式をされてたので割愛。
福聚院(ふくじゅいん)は大黒点で有名。とうがらし地蔵も祀られています。

大きなムクの木のあるこのあたりに幸田露伴が住んでたそうです。

澤蔵司(たくぞうす)稲荷は狐伝説があるお寺。もともと、このお寺に無茶苦茶頭のいい修行僧がいて、ある晩、住職の夢枕にその僧侶が登場、「私は実は稲荷神ですが、勉強のために姿を変えていました。以後、このお寺を守りましょう」と言った――などという伝説があります。

こんにゃくえんまで有名な源覚寺には大量のこんにゃくが。

茗荷谷のほうに移動して、林泉寺のしばられ地蔵へ。まあ、写真の通りです。願掛けをしてかなったらほどくと本に書いてあったんですけど、じゃあ、これはかなってない人が縛りっぱなしにしてるやつなのか……?

深光寺には南総里見八犬伝で有名な滝沢馬琴の墓が。
その他、いろいろまわっていたのですが、あまりにもマイナーだったりするので、まあ、このへんで。
行き方
今回は護国寺・後楽園・茗荷谷の三駅から徒歩圏内のエリア。
護国寺は有楽町線の護国寺駅からすぐ。重要文化財の建築を駅すぐで見られるというのはなかなか贅沢。拝観料もいらないので、都内在住なら行ってみる価値あり。
後楽園はさすがに入園料がかかるが、たかだか300円。そのあと、こんにゃくえんまや牛天神などを訪れるのもよい。
伝通院・澤蔵司稲荷あたりはちょっとだけ後楽園駅から離れているが、歩ける距離。こんにゃくえんまからとぼとぼ歩ける。
林泉寺・深光寺あたりは後楽園駅からも歩けるが、坂なので、茗荷谷駅からアクセスするほうが楽。これなら、坂を下っていくだけで行ける。
次回は銀座をまわります。
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