好きなテレビ番組はアド街とタモリ倶楽部です、森田です。
今回は次回の続きで、愛知県の史跡を巡ります。

まず、前回の最後の尾張大国霊神社から徒歩で行った真言宗の古刹、万徳寺。JRの稲沢駅の近くです。

室町時代の多宝塔が優美。前回見た性海寺の多宝塔と比べると、ずいぶん雰囲気が違いますね。こちらのほうが、ソリッドで美しい感じです。

こちらの鎮守堂も重要文化財。1530年のものです。

稲沢駅にそのまま移動。ほぼ普通ぐらいしか停まらない駅の割には、デカく感じた。

さて、隣の清州駅から一キロほど歩くと、長光寺の地蔵堂に着きます。六角形! 室町後期のもので、重要文化財。

また裏口から入る形になってしまったので、地蔵堂を見たあとに門のほうへ。
この日は、名古屋市内で泊まりました。

翌日、朝にまず行ったのは地下鉄八事駅のほぼ真上にある興正寺。真言宗の大寺院で、いかにもずっと昔からあったみたいですが、実はできたのは江戸時代になってからです。とにかくデカい寺なので、しばらく興正寺の写真が続きます。

五重塔は県内で現存している唯一のもので、1808年の建立。重要文化財。

こちらが1751年建立の本堂。といっても、どれが本堂かわからないぐらい、お堂だらけです。

1857年の観音堂。結構階段をのぼった先にあります。この寺の雰囲気を見る限り、関東より関西に近い印象でした。

高低差も激しいので、エスカレーターもあります。寺って高低差ある割に、老人率が高い施設なので、こうなるのは必然かもしれない。

享保年間の能満堂。なんかここまで来ると山寺の雰囲気。

そのまま、山っぽい空間を進んで奥之院エリアへ。

HPでは総本尊と書いてあった大日堂。ほとんど小高い丘の一番上にあります。

さらに行くと、いわゆる奥之院に当たるところにやってきました。

ここから、下っていくと、地下鉄の入口の近くに出ます。とてもそうは思えない写真。

八事駅から電車を乗り換えて、名鉄の江南駅へ。ここからさらにバスに乗り換え。徒歩で行けないこともないが、往復歩くことを考えると素直にバスに頼りたいところ。

曼陀羅寺へ到着。雲行きが怪しいですが、帰りのバスに乗った直後にざあっと来ました。バス停は屋根もないし、ぎりぎりで間に合って飛び乗ったので本当に危なかった。仏の導きか。

境内はかなり広いです。浄土宗のお寺。

いかにも重要文化財な建物ですが、こちらの地蔵堂は県の文化財。もともと曼陀羅寺にあった最古の建物ですが、どうやら江戸時代に修理されたことがあるらしく、もしかしてそれが理由で重文になってないのか(そういうケースはたまにあります)。

曼陀羅寺正堂は1632年の建築で重要文化財。かなり美しい曲線です。

隣にある曼陀羅堂。江戸時代後期の建物で市の文化財。今の地蔵堂はもともと曼陀羅堂で、ここにありました。

ここで一度昼食、あんかけスパゲティ。地下鉄高畑駅前の店。

最後に地下鉄の高畑駅からてくてく歩いて、荒子観音へ。正式名称は観音寺。

またまた多宝塔。1536年のもので重要文化財。どうやら、この時期に多宝塔がまとめて作られた感じです。ブーム来てたらしい。
名古屋市内では最古の木造建造物です。重要文化財。

境内はコンパクトでなかなか味がある感じです。

駐車場にさりげなくいた円空仏のモニュメント。このお寺は円空ゆかりのお寺で、円空仏をたくさん持っています。

お寺の案内看板にも円空仏が。
こんな感じで主に重文建築のある名古屋近辺の寺社仏閣をめぐりました。
行き方
なお、今回の寺はすべて拝観自由。
・万徳寺
JR東海道線の稲沢駅から徒歩5分(今回は名鉄の国府宮駅から延々と歩いた。それでも歩けない距離ではない)。門前町のような雰囲気はとくになく、近くに来ても意外とわかりづらいので、場所は確認しておいたほうがいい。
・長光寺
JR東海道線の清州駅を利用。快速が止まらない駅なので注意。また、最寄駅の駅前の行政区分と寺の所在地が違う街なので、駅前の案内板ではたしか黙殺されていた。事前に場所など確認したほうが無難。距離としては徒歩15分ほど。
・興正寺
八事駅の最寄出口から地上に上がって少し歩けばすぐ。
・曼陀羅寺
名鉄犬山線の江南駅からバス。曼陀羅寺という名前がつくバス停が複数あってわかりづらいのでどちらが便利か運転手さんに確認したほうがいい。
・荒子観音
あおなみ線荒子駅のほうが便利だが、地下鉄の場合は高畑駅。一番近い出口を使えば、10分ほどで着く。
次回は明石をめぐります。
今回は次回の続きで、愛知県の史跡を巡ります。

まず、前回の最後の尾張大国霊神社から徒歩で行った真言宗の古刹、万徳寺。JRの稲沢駅の近くです。

室町時代の多宝塔が優美。前回見た性海寺の多宝塔と比べると、ずいぶん雰囲気が違いますね。こちらのほうが、ソリッドで美しい感じです。

こちらの鎮守堂も重要文化財。1530年のものです。

稲沢駅にそのまま移動。ほぼ普通ぐらいしか停まらない駅の割には、デカく感じた。

さて、隣の清州駅から一キロほど歩くと、長光寺の地蔵堂に着きます。六角形! 室町後期のもので、重要文化財。

また裏口から入る形になってしまったので、地蔵堂を見たあとに門のほうへ。
この日は、名古屋市内で泊まりました。

翌日、朝にまず行ったのは地下鉄八事駅のほぼ真上にある興正寺。真言宗の大寺院で、いかにもずっと昔からあったみたいですが、実はできたのは江戸時代になってからです。とにかくデカい寺なので、しばらく興正寺の写真が続きます。

五重塔は県内で現存している唯一のもので、1808年の建立。重要文化財。

こちらが1751年建立の本堂。といっても、どれが本堂かわからないぐらい、お堂だらけです。

1857年の観音堂。結構階段をのぼった先にあります。この寺の雰囲気を見る限り、関東より関西に近い印象でした。

高低差も激しいので、エスカレーターもあります。寺って高低差ある割に、老人率が高い施設なので、こうなるのは必然かもしれない。

享保年間の能満堂。なんかここまで来ると山寺の雰囲気。

そのまま、山っぽい空間を進んで奥之院エリアへ。

HPでは総本尊と書いてあった大日堂。ほとんど小高い丘の一番上にあります。

さらに行くと、いわゆる奥之院に当たるところにやってきました。

ここから、下っていくと、地下鉄の入口の近くに出ます。とてもそうは思えない写真。

八事駅から電車を乗り換えて、名鉄の江南駅へ。ここからさらにバスに乗り換え。徒歩で行けないこともないが、往復歩くことを考えると素直にバスに頼りたいところ。

曼陀羅寺へ到着。雲行きが怪しいですが、帰りのバスに乗った直後にざあっと来ました。バス停は屋根もないし、ぎりぎりで間に合って飛び乗ったので本当に危なかった。仏の導きか。

境内はかなり広いです。浄土宗のお寺。

いかにも重要文化財な建物ですが、こちらの地蔵堂は県の文化財。もともと曼陀羅寺にあった最古の建物ですが、どうやら江戸時代に修理されたことがあるらしく、もしかしてそれが理由で重文になってないのか(そういうケースはたまにあります)。

曼陀羅寺正堂は1632年の建築で重要文化財。かなり美しい曲線です。

隣にある曼陀羅堂。江戸時代後期の建物で市の文化財。今の地蔵堂はもともと曼陀羅堂で、ここにありました。

ここで一度昼食、あんかけスパゲティ。地下鉄高畑駅前の店。

最後に地下鉄の高畑駅からてくてく歩いて、荒子観音へ。正式名称は観音寺。

またまた多宝塔。1536年のもので重要文化財。どうやら、この時期に多宝塔がまとめて作られた感じです。ブーム来てたらしい。
名古屋市内では最古の木造建造物です。重要文化財。

境内はコンパクトでなかなか味がある感じです。

駐車場にさりげなくいた円空仏のモニュメント。このお寺は円空ゆかりのお寺で、円空仏をたくさん持っています。

お寺の案内看板にも円空仏が。
こんな感じで主に重文建築のある名古屋近辺の寺社仏閣をめぐりました。
行き方
なお、今回の寺はすべて拝観自由。
・万徳寺
JR東海道線の稲沢駅から徒歩5分(今回は名鉄の国府宮駅から延々と歩いた。それでも歩けない距離ではない)。門前町のような雰囲気はとくになく、近くに来ても意外とわかりづらいので、場所は確認しておいたほうがいい。
・長光寺
JR東海道線の清州駅を利用。快速が止まらない駅なので注意。また、最寄駅の駅前の行政区分と寺の所在地が違う街なので、駅前の案内板ではたしか黙殺されていた。事前に場所など確認したほうが無難。距離としては徒歩15分ほど。
・興正寺
八事駅の最寄出口から地上に上がって少し歩けばすぐ。
・曼陀羅寺
名鉄犬山線の江南駅からバス。曼陀羅寺という名前がつくバス停が複数あってわかりづらいのでどちらが便利か運転手さんに確認したほうがいい。
・荒子観音
あおなみ線荒子駅のほうが便利だが、地下鉄の場合は高畑駅。一番近い出口を使えば、10分ほどで着く。
次回は明石をめぐります。
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