好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回も滋賀県の寺社巡りの続きです。今回の目玉は日本最古の石造物と言われる塔を持つ石塔寺(いしどうじ)です。

まず柳宮(やなぎのみや)神社からスタートです。移動はすべて自転車。
社殿はとくに古くはないですが、かなり変わったものがあります。

この宝篋印塔が変わったもの。南北朝時代のものらしいのですが、これ、普通の宝篋印塔と形が違うんです。下側の形が不自然。特殊宝篋印塔という形式らしい。

すぐ隣に久保田山古墳という、滋賀県最大級の円墳があります。

さらにすぐ隣に滋賀県最大級の方墳、天乞山(あまごいやま)古墳もあります。古墳エリアだ!

次に見つけたのは川井東出石棺仏。石棺物とは古墳に入ってた石棺を仏像を刻むのに使ったもの。鎌倉時代後期の地蔵菩薩がいらっしゃいます。

こんな感じ。

移動中にいろんなものを見つける。ガリ版伝承館の建物は有形文化財。明治の終わり頃のものか?

このあたりは蒲生地区の中心地。そこに高木神社があります。左側が少し大きくて本殿、右側が日吉神社。ともに重要文化財。

こちらが日吉神社のほう。なお、手前の石灯籠もおそらく重要文化財の鎌倉時代のもの。模作が並んでるそうだが、こっちは本物のほうと思われる。

こちらが高木神社本殿。これだけの古さのものが当たり前のようにあるのが滋賀県。

この神社近辺には古いものがたくさんあります。これは涌泉寺にある九重石塔。鎌倉末期のもので重要文化財。

続いて旭野(あさひの)神社(右)と法雲寺(左)。お寺には重文の帝釈天がいらっしゃいます。

神社のほうには鎌倉時代の七重石塔が。昔から人が住んでたことがよくわかる。多分景観ほとんど変わってないだろう。

ここから、えんやこらえんやこら自転車をこいで、石塔寺へ到着しました。

メインは階段をのぼった先にあります。左側にもずっと小さな五輪塔などが。

上野フロアに到着。石造層塔(さっき撮影してたようなもの)の中では日本最古(奈良時代前期)の、塔が中央にあります。様式が日本からかけ離れているので、おそらく百済系渡来人のものと思われます。百済系の人間が百済滅亡後に七百人ぐらいこの蒲生地区に移り住んだと記録にあるので、事実と見ていいでしょう。

周囲もひたすら石造物の嵐。なんか巨大な会場でのライブみたいに見えてくる。

観客たち。

VIPルームみたいなポジションで悠然とひかえてるこの三基は重要文化財。
五輪塔が1304年と1349年のもので、宝塔は1302年のもの。

なかなか異様な光景。

階段の下には普通に本堂が建っています。信長の焼き討ちを喰らっているので、建物自体は古くないです。

石塔が擬人化されていた。
こんな感じの独特の空気流れる石塔寺でした。
行き方
近江鉄道桜川駅から40分ぐらい歩くと石塔寺に着くが現実的ではない。森田はレンタサイクルを近江八幡駅で借りてそれで回った。少し山に入ったところにあって坂を上る必要もあるがたいした距離ではないので到達可能。
拝観 400円
高木神社周辺 近江鉄道朝日野駅から1キロほどの場所なので、徒歩でも到達できるがそれぞれの寺や神社が数百メートルずつぐらい離れていて面倒なので自転車や車のほうが無難。
古墳周辺 徒歩での到達は難しい。
次回も滋賀県の八日市市エリアの史跡をめぐります。
今回も滋賀県の寺社巡りの続きです。今回の目玉は日本最古の石造物と言われる塔を持つ石塔寺(いしどうじ)です。

まず柳宮(やなぎのみや)神社からスタートです。移動はすべて自転車。
社殿はとくに古くはないですが、かなり変わったものがあります。

この宝篋印塔が変わったもの。南北朝時代のものらしいのですが、これ、普通の宝篋印塔と形が違うんです。下側の形が不自然。特殊宝篋印塔という形式らしい。

すぐ隣に久保田山古墳という、滋賀県最大級の円墳があります。

さらにすぐ隣に滋賀県最大級の方墳、天乞山(あまごいやま)古墳もあります。古墳エリアだ!

次に見つけたのは川井東出石棺仏。石棺物とは古墳に入ってた石棺を仏像を刻むのに使ったもの。鎌倉時代後期の地蔵菩薩がいらっしゃいます。

こんな感じ。

移動中にいろんなものを見つける。ガリ版伝承館の建物は有形文化財。明治の終わり頃のものか?

このあたりは蒲生地区の中心地。そこに高木神社があります。左側が少し大きくて本殿、右側が日吉神社。ともに重要文化財。

こちらが日吉神社のほう。なお、手前の石灯籠もおそらく重要文化財の鎌倉時代のもの。模作が並んでるそうだが、こっちは本物のほうと思われる。

こちらが高木神社本殿。これだけの古さのものが当たり前のようにあるのが滋賀県。

この神社近辺には古いものがたくさんあります。これは涌泉寺にある九重石塔。鎌倉末期のもので重要文化財。

続いて旭野(あさひの)神社(右)と法雲寺(左)。お寺には重文の帝釈天がいらっしゃいます。

神社のほうには鎌倉時代の七重石塔が。昔から人が住んでたことがよくわかる。多分景観ほとんど変わってないだろう。

ここから、えんやこらえんやこら自転車をこいで、石塔寺へ到着しました。

メインは階段をのぼった先にあります。左側にもずっと小さな五輪塔などが。

上野フロアに到着。石造層塔(さっき撮影してたようなもの)の中では日本最古(奈良時代前期)の、塔が中央にあります。様式が日本からかけ離れているので、おそらく百済系渡来人のものと思われます。百済系の人間が百済滅亡後に七百人ぐらいこの蒲生地区に移り住んだと記録にあるので、事実と見ていいでしょう。

周囲もひたすら石造物の嵐。なんか巨大な会場でのライブみたいに見えてくる。

観客たち。

VIPルームみたいなポジションで悠然とひかえてるこの三基は重要文化財。
五輪塔が1304年と1349年のもので、宝塔は1302年のもの。

なかなか異様な光景。

階段の下には普通に本堂が建っています。信長の焼き討ちを喰らっているので、建物自体は古くないです。

石塔が擬人化されていた。
こんな感じの独特の空気流れる石塔寺でした。
行き方
近江鉄道桜川駅から40分ぐらい歩くと石塔寺に着くが現実的ではない。森田はレンタサイクルを近江八幡駅で借りてそれで回った。少し山に入ったところにあって坂を上る必要もあるがたいした距離ではないので到達可能。
拝観 400円
高木神社周辺 近江鉄道朝日野駅から1キロほどの場所なので、徒歩でも到達できるがそれぞれの寺や神社が数百メートルずつぐらい離れていて面倒なので自転車や車のほうが無難。
古墳周辺 徒歩での到達は難しい。
次回も滋賀県の八日市市エリアの史跡をめぐります。
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