好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は中山道最大の宿場町、埼玉県の本庄のあたりを巡ります。

高崎線に乗って、本庄で下車。ほぼ埼玉県の最北エリア。これ以上北にいくと、群馬になる。この写真だけ微妙にサイズが違いますが、気にしないでください。

はにわのゆるキャラがご当地であるらしい。

群書類従を刊行した塙保己一も本庄の生まれであるらしい。

これ、なかなか年季の入ってる郵便局だと思う。1934年のもので国登録有形文化財。

町の中に田村家の本陣門が残ってます。最大の宿場だっただけあって本陣も複数あったらしく、そのうち北本陣が田村家。

さっきの郵便局のかなり近くにあるはずだったのに見つけられなかった諸井家住宅。案内板で代用。県文化財。ところで県文化財と国登録有形文化財はどっちが各上なのだろう……。重複指定は基本的にないのだが、どっちかわからない。どうも県文化財のほうが強い気がする。

旧本庄警察署は1883年のレトロ建築。県文化財。現在は歴史民俗資料館として使われています。

展示されていた笑う埴輪。

これ、ただのボロい小屋にしか見えませんが、人民控所というかつて警察署に来た人の控えの間でした。警察署自体が狭いからの措置でしょう。

続いて普寛(ふかん)霊場へ。普寛を祀ってる神社みたいなものです。
普寛って誰やねんと思われそうなので説明すると、江戸時代の修験の有名な行者で、木曽の御嶽山などを開いた人です。若い時は有名な剣客でした。たんなる修験者というよりは宗教家で事実上の山岳修験系の宗教を成立させました。ここに霊場があるのは、ここで亡くなったからです。

建物の天井の龍が超絶技巧すぎる。

こちらがお参りするところ。本殿とか拝殿とか言っていいのかいまいちわからない。扱いは神社みたいですが。

手水鉢を亀が支えている。頭、四つの足、尻尾の順に撫でると災難除けと金運アップの効果があるらしい。手水鉢にこんなオプション設定あるの珍しいな。

賀美橋(かみばし)は大正末の1926年のもの。国登録有形文化財。

この橋から150メートルほどいったところにある次の橋、寺坂橋も1889年の石造アーチ橋で、国登録有形文化財。なお、石造アーチ橋では埼玉県で一番古いです。

工事中だった旧本庄商業銀行煉瓦倉庫。こちらも国登録有形文化財。もともと、この銀行しか本庄に銀行はありませんでした。

最後に派手な円心寺の山門を。天明年間(1781~89)にできたと言われています。
こんな感じの本庄散歩でした。さすがに宿場町だっただけあって、それなりにレトロな建物が残っていますね。
行き方
JR高崎線の本庄駅からすべて徒歩で行ける範囲。だいたい二時間ほどで見てまわれるかと。
次回は忍城あたりを巡ります。
今回は中山道最大の宿場町、埼玉県の本庄のあたりを巡ります。

高崎線に乗って、本庄で下車。ほぼ埼玉県の最北エリア。これ以上北にいくと、群馬になる。この写真だけ微妙にサイズが違いますが、気にしないでください。

はにわのゆるキャラがご当地であるらしい。

群書類従を刊行した塙保己一も本庄の生まれであるらしい。

これ、なかなか年季の入ってる郵便局だと思う。1934年のもので国登録有形文化財。

町の中に田村家の本陣門が残ってます。最大の宿場だっただけあって本陣も複数あったらしく、そのうち北本陣が田村家。

さっきの郵便局のかなり近くにあるはずだったのに見つけられなかった諸井家住宅。案内板で代用。県文化財。ところで県文化財と国登録有形文化財はどっちが各上なのだろう……。重複指定は基本的にないのだが、どっちかわからない。どうも県文化財のほうが強い気がする。

旧本庄警察署は1883年のレトロ建築。県文化財。現在は歴史民俗資料館として使われています。

展示されていた笑う埴輪。

これ、ただのボロい小屋にしか見えませんが、人民控所というかつて警察署に来た人の控えの間でした。警察署自体が狭いからの措置でしょう。

続いて普寛(ふかん)霊場へ。普寛を祀ってる神社みたいなものです。
普寛って誰やねんと思われそうなので説明すると、江戸時代の修験の有名な行者で、木曽の御嶽山などを開いた人です。若い時は有名な剣客でした。たんなる修験者というよりは宗教家で事実上の山岳修験系の宗教を成立させました。ここに霊場があるのは、ここで亡くなったからです。

建物の天井の龍が超絶技巧すぎる。

こちらがお参りするところ。本殿とか拝殿とか言っていいのかいまいちわからない。扱いは神社みたいですが。

手水鉢を亀が支えている。頭、四つの足、尻尾の順に撫でると災難除けと金運アップの効果があるらしい。手水鉢にこんなオプション設定あるの珍しいな。

賀美橋(かみばし)は大正末の1926年のもの。国登録有形文化財。

この橋から150メートルほどいったところにある次の橋、寺坂橋も1889年の石造アーチ橋で、国登録有形文化財。なお、石造アーチ橋では埼玉県で一番古いです。

工事中だった旧本庄商業銀行煉瓦倉庫。こちらも国登録有形文化財。もともと、この銀行しか本庄に銀行はありませんでした。

最後に派手な円心寺の山門を。天明年間(1781~89)にできたと言われています。
こんな感じの本庄散歩でした。さすがに宿場町だっただけあって、それなりにレトロな建物が残っていますね。
行き方
JR高崎線の本庄駅からすべて徒歩で行ける範囲。だいたい二時間ほどで見てまわれるかと。
次回は忍城あたりを巡ります。
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