好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は廿日市の駅前にある古刹を巡ります。ただ、さすがに分量が少なすぎるので、後半で呉(くれ)を巡ります。
廿日市駅で下車。
駅の北口に出て数分。洞雲寺(とううんじ)に到着します。
厳島神主家の人間だった友田興藤の墓があります。大内義隆に反抗して戦ったものの、衆寡敵せず、自刃しました。廿日市の対岸は宮島なので、ここに墓があってもおかしくないですね。桜尾城にいたことがあります。
こちらは陶晴賢の墓。毛利元就に厳島合戦で負けた人です。一回、同人誌でこの人の話を書いたことがあって、それで墓参りに来ました。首実検は桜尾城でされました。
本堂。
桂元澄の夫婦の墓。左側が桂元澄。厳島合戦の後は桜尾城に入って、周辺の支配を行いました。ということで桜尾城に関係武将の墓がやたらと集まってます。
最後に元就四男の穂井田元清の墓。この人も一時期、桜尾城の管理をしていました。この城に関与すると自動的にここに墓が作られるのか……。なお、すぐ近くに奥さんの墓と伝わる宝篋印塔もあります。
続いて呉へ。
戦艦陸奥についていた砲身。デカい。
晴れると思っていたら、けっこう雨が降っていてきつかった……。
潜水調査船「しんかい」。
「この世界の片隅に」で見たような景色。
海のほうから北側を見る。北も東も山が迫ってる光景で、たしかに特殊な地形だなと感じます。
海事の敷地のほうを撮影。
旧呉鎮守府司令長官官舎があった地には入船山記念館があります。
旧東郷家住宅離れは明治の建築で登録有形文化財。別にここにあったわけではないです。東郷平八郎が1890~91年、呉にいた時に住んでいた建築です。
1921年にできた旧呉海軍工廠塔時計は呉市有形文化財。
警備用の番兵塔という建物です。
旧高烏砲台火薬庫は今は展示室になってます。多分1902年頃の建築で登録有形文化財。
旧呉鎮守府司令長官官舎の洋館部分は1905年の建築で重要文化財。中も入れます。
近づいて撮影。なお、内部には和館というところから入っていきます。
こちらが和館部分。こちらも重要文化財。まあ、洋館とつながってますが。
食堂。
客室。
1930年の献立。テリーヌとかこの時代から食べてるのか……。
和館の後ろ側。
和館の内部。
こんな感じの洞雲寺と呉巡りでした! 次回は瀬戸内の島の風待ち港、御手洗を巡ります。
行き方
洞雲寺
JR廿日市駅から徒歩5分。
呉の入船山記念館入館料250円