好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は埼玉高速鉄道の終点、浦和美園駅周辺の史跡と、そこから戸塚安行駅当たりの史跡を巡ります。周辺というほど近くじゃないものもありますが。
まず、浦和駅からバスで(いきなり違う路線使うんかい)バイパス大崎駅で降りて、国昌寺へ。山門は江戸時代中期の建築で市指定文化財。
境内には鎌倉時代の板石塔婆もあります。こちらも市指定文化財。
この寺は浦和美園駅からかなり離れているので駅のほうに歩いていきます。
大興寺には江戸時代後期の念仏聖、徳本の念仏供養塔があります。この念仏供養塔は1821年のもので市の文化財。
大興寺本堂。
このあたりは大門宿という日光御成道の宿場駅の一つでした。こちらの門は脇本陣表門。1766年の建築。市の文化財。
日光御成道は本郷追分から中山道から分岐して、岩淵・川口・鳩ヶ谷・大門・岩槻と北上して幸手で日光道中に合流します。大門までは埼玉高速鉄道沿線ですね。
こちらは本陣の門。1694年の建築で市の文化財。
浦和美園駅にやってきました。
戸塚安行駅で下車。駅前に西福寺があります。三重塔は家光の長女が奉納したもので、1693年にできたもの。県指定文化財。
西福寺本堂。
ここから歩いて赤山陣屋へ。堀跡がまあまあ残っています。
関東郡代の伊奈氏の拠点でした。
昔はもっと深かったんでしょう。
赤山日枝神社は堀を掘った時の土で作った築山に鎮座するそうです。
今度は歩いて金剛寺へ来ました。経塚はなぜか地蔵尊が埋められていました。謎の信仰。
お寺の山門は江戸時代初期の建築とみられて川口市指定文化財。
安行原というところには、蛇造りの民俗が残っています。川口といっても、郊外になると相当田舎びた空気が流れてます。このあたりはバスの本数も少なくて動けないので、本数が多いところまで歩いていきます。
この公園には新郷貝塚がありますが、復元とかされてないのでぱっと見は普通の公園なので、入り口だけ撮影。
峯ヶ岡八幡神社に来ました。このあたりでは相当伝統ある神社です。
こちらが拝殿。
ここからバスで川口の市街地に行くので、ここで一回区切ります。
行き方
浦和美園駅周辺の史跡
国昌寺は少し遠いが、ほかの大門宿周辺の史跡は駅から歩いていける距離
戸塚安行駅周辺の史跡
西福寺以外はまあまあ歩くが、歴史ウォークのつもりで歩いていけば、順番に見て回れる。峯ヶ岡八幡神社そばのバス道まで歩けば、川口駅に向かうバスが昼でも一時間約5本ほどあったはずなので、これで市街地に出られる。
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