好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
「女賢者の明智光秀」1巻、4日に発売になりました! よろしくお願いいたします!
今回も高知県の太平洋側を行きます。
オープンデッキ車両だ!
和食(わじき)駅で下車。「わしょく」ではない。
駅を出てすぐ南が琴ヶ浜という海岸です!
ここまで誰もいない、延々と続く砂浜ってなかなかレアでは。
続いて安芸に来ました。広島県の安芸ではなく、高知県の安芸市のことです。
野良時計で知られる畠中家住宅。1887年のもの。登録有形文化財。これがあると、農作業中でも時間がわかるでしょということらしい。
城下町感がある。
野良時計ある家のほぼ隣にあたる森澤家住宅。明治のものでこちらも登録有形文化財。
野良時計から北に行って、昔の武士が住んでいたようなエリアへ。寺村徳夫家住宅は明治のもので登録有形文化財。
垣がかっこいい。
このあたりは土居廓中(かちゅう)伝統的建造物群保存地区というのに指定されています。
野村隆男家住宅は江戸時代後期のもので登録有形文化財。ここは公開している武家屋敷です。
家の中。
こっちの野村典男家住宅は1907年の建物で登録有形文化財。まあ、こっちは入れませんが。
垣根。
安芸城に来ました。平地にあるので、堀と土塁でガード。
入り口部分。安芸城は戦国時代安芸氏の拠点で、一帯に広範囲に勢力を及ぼしていました。しかし、結局西から来た長宗我部元親に滅ぼされます。そのあと、江戸時代になって、土佐は広すぎるので、山内氏は佐川・宿毛・窪川・本山・安芸の五か所に重臣を置きました。そのうち安芸は五藤氏という重臣が入りました。というわけで、安芸は実質的には五藤氏の城下町だったわけで。その街並みが今も残っています。
石垣で道を曲げている。
城の敷地の中に五藤家住宅が建っています。1896年のもので登録有形文化財。こちらも内部を見学できます。
庭から撮影。
続いて自転車こいで岩崎弥太郎の家のほうに行きました。近代史全然わかってないのですが、三菱作った人です。
メインの建物は1795年頃にできたものを修理したもの。登録有形文化財。ほかの建物も同じ指定を受けています。
目立つ西蔵。1897年のもの。
近くの一宮神社に岩崎弥太郎は狛犬を寄進しました。
今回最後は浄貞寺へ。ここは安芸氏の菩提寺でした。山門は江戸中期のもので市の文化財。
安芸家の墓所もあります。元親に滅ぼされた安芸国虎の墓。
こんな感じの海岸と安芸巡りでした。
次回は高知県の西の山のほうに行って、佐川を巡ります。
行き方
琴ヶ浜
和食駅からすぐ。ただ、本当にひたすら海岸だけで飲食店などがないため、次の列車が割と早く来るタイミングで訪問したほうが無難。
安芸周辺
駅前の道の駅みたいな施設でレンタサイクルを借りられるので、これを使うのがベスト。観光地はいずれも徒歩で行くには遠い。
スポンサーサイト