好きなテレビ番組はアド街ック天国とブラタモリです、森田、森田です。
今回は中山道の柏原宿周辺を巡ります。これまで何度も青春18きっぷなどで通り過ぎていた駅です。今回初めて下車します。
東海道本線でも本数が少ない大垣~米原間の駅です。
中山道の街道の光景。
そこそこ古い家が残っています。
中山道沿いの山本家住宅主屋は1938年の建築で登録有形文化財。
街道から少し離れた集落の中にある成菩提院(じょうぼだいいん)。信長や秀吉、小早川秀秋などが宿営した記録があるそうです。
こちらが本堂。
中山道に戻りました。
左のほうに石碑みたいなものが建ってますが、本陣跡です。
このやたらと立派な建物は伊吹堂亀屋左京店はモグサ販売の店です。モグサが柏原宿の名産でした。
近づいて撮影。
こちらは造り酒屋だった建物。
柏原宿歴史館は染料関係で財を成した松浦家の邸宅。主屋は1917年の建築。どうも登録有形文化財かつ市指定文化財のようです。
違う角度からも撮影。ここは後で拝観料を払って見学しました。門は大正の建築で登録有形文化財。
柏原御茶屋御殿跡。江戸時代の将軍が京都に行く途中の休憩スポットです。
続いて、完全に山の中に入りました。北畠具行墓は1347年のもので国の史跡。なお、この人自体はもっと前に死んでます。後醍醐天皇の側近で倒幕に参加して処刑された人です。じゃあ、なんで死後に墓ができたかというと、処刑担当の佐々木導誉が助命嘆願などをしていて、その死を悼んでいたからだそうですが、一次史料でわかるのかは不明。ただ、明らかに立派な宝篋印塔なので事実を反映してそうですが。
山の中を抜けました。こちらは清滝神社。
さてこの横の徳源院という佐々木京極家の墓所がある寺があるのですが、拝観できない状態になっていました。なお、さっきTwitterで検索してみたら、拝観可能な状態に戻ったそうです。ただ、三重塔は工事だそうです、
遠くから撮影した三重塔は寛文年中(1661年から1672年)のもので県指定文化財。
柏原宿歴史館に入りました。右の展示館は江戸時代後期、左の収蔵庫は大正の建築でどちらも登録有形文化財。
こんな感じの柏原宿巡りでした。やいとうどんを食べる。とろろこんぶがお灸に見立てられてるんですな。
さて、この日の夕方、米原駅周辺も巡りました。
旧北国街道に面する角田家住宅主屋は江戸時代後期の建築で登録有形文化財。宿場っぽい雰囲気の道ですが、どうやら宿場には該当しないようです。。
駅から徒歩10分ほどのところに青岸寺があります。佐々木導誉開基の寺です。
青岸寺庭園は国の名勝。江戸時代前期の作庭だそうです。
これはかっこいい。
北陸道中山道分岐点道標は1847年のもので市指定文化財。
道標のある地点の光景。右が中山道への連絡道で左が北国街道(北陸道)です。
こんな感じの柏原宿と米原巡りでした。次回は久々に中山道の醒井宿と番場宿を巡ります。柏原宿から西に行った二つの宿場ですね。
行き方
柏原宿……柏原駅から徒歩。
米原周辺……米原駅から徒歩。
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