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三室戸寺と二つの許波多神社など(京都府宇治市)

どもども、森田です。
なんか、告知しないといけないことがいろいろとあるのですが、とりあえず直近の刊行から。
不戦無敵の影殺師の表紙が公式サイトに出てきました。なにとぞよろしくお願いします!
ここから飛べます。

さて、今回は西国三十三所観音霊場の一つ、三室戸寺と宇治市の史跡をめぐります。なお、三室戸寺で森田は西国三十三所をすべて制覇しました。宇治の有名寺院といえば、平等院と万福寺ですが、平等院エリアは行ってないので今回はパス(昔にまわったし)、万福寺は次回にまわします。

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まずは三室戸駅で下車。踏切の真ん中に出入口もホームもあるタイプの駅。このタイプの駅、けっこうレアだと思います。静岡鉄道の駅にはかなりあった気がしますが。

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住宅地をてくてく行くと、案内が。

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というわけで拝観料払ってやってまいりました。昔、この横まで来たんですが、拝観時間が終わってて入れなかったことがあります。そんなわけで京都に住んでおきながら西国三十三所の中では一番最後まで参拝できてなかったのですが、ついに来たぞ。

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まあ、この神様の存在は知ってるけど、それでもやっぱりモンスターだと頭が認識してる。せめて弁天の上に載っててほしい。

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というわけで、本堂へ。江戸時代後期の建物です。かなりデカくて特徴的な形。府の指定文化財。あと、下のほうをよく見ると、なんか巨大なウサギらしきものが見えるかもしれませんが、巨大なウサギです。寺の公式HPにはこのウサギは載ってたけど、宇賀神はどうもスルーされていた(全部細かくチェックしてないのでほかのところに載ってるかもしれないけど)。

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鎮守の十八神社は室町時代のもので国の重要文化財。応仁の乱のちょっと前に三室戸寺は焼けているので、そのあとに作ったものでしょうか。

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もう一枚本堂。やっぱりウサギが気になる。

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鐘楼は府指定文化財。

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塔はもともと兵庫県の佐用の高蔵寺にあったものを移築してきたもの。江戸時代のもので府の文化財。

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阿弥陀堂は府の文化財。木の説明には親鸞の父親の墓と書いてあります。親鸞は日野氏の出なので、たしかにこのあたりの近所です。

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というわけで無事に三十三所満願いたしました。次は坂東三十三所を目指したいところですが、坂東の場合、絶望的に日帰りが難しいところがあったりするので……まあ、気長にまわりたいと思います。
写真は万福寺方面に歩いてた途中にあった厳島神社。宇治市の文化財。

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続いて、黄檗(おうばく)・木幡のほうをめぐります。このあたりは二つ。許波多(こはた)神社があるのですが、ほかにもいろいろと寺院があります。
西導寺は平安時代の重文の釈迦如来坐像や毘沙門天立像を所蔵しているそうです。

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延喜式内社の許波多神社に到着。ここはもともと柳大明神と呼ばれていました。本殿が室町のもので重要文化財ですが――修理中で見れず。

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ちょっとがっかりしつつ、てくてくと散策続行。
西方寺は線路に参道が分断されてるのが特徴的。漁夫が水中から阿弥陀如来を拾い上げたのを機に出家し、弥陀次郎と呼ばれるようになったという伝承があります。でも、京都のこのへん、漁師とかいるのか? まあ、どこの寺に出家するのも自由だから矛盾はないけど。

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能化院(のうげいん)の地蔵菩薩は火事で寺が焼けたとき、自分から飛んで林の中に入って難を逃れたという言い伝えがあり、「焼けず地蔵」と呼ばれているそうです。たしかにすごい力だが、できれば火事を止める力を発揮したほうがよかったと思う。

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願行寺(がんぎょうじ)は浄土宗の木幡流を開いた良空に関わりのある寺です。一度廃絶したもののその後願行寺として復活しました。なお、木幡流自体はウィキレベルの情報だと存続しなかったそうです。
マニアックすぎると思われた方、森田もそう思ってます。

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もう一箇所の許波多(こはた)神社にやってきました。
共に延喜式内社です。こちらのほうは、境内の中に藤原基経の墓と言われてる陵墓があります。日本で最初に関白になった人です。まあ、ブラジルで最初に関白になった人とかいないけど。

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このあたりのエリアは基経が藤原氏の墓に定めたところです。道長も浄妙寺という寺を一族の菩提を弔うために作ったそうです。しかし、そのあと、藤原摂関家が五摂家として分裂するようになると、それぞれが各自で菩提を弔う場所を設置したりして、木幡はかえりみられなくなって、どんどん荒廃していったそうです。

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日も暮れてきたので今日はここまで。京阪の木幡駅から帰ります。
なお、知ってる人は知ってると思いますが、某京都のアニメーション会社のショップがこの駅からすぐのところにあります。というか、駅に来る途中に横を通った(帰宅後、発覚)。本社のほうもかなり近くにあります。
たぶん、この駅、撮影で使われてるんじゃないだろうかと思って、聖地巡礼 木幡駅 で
検索したら予想外のアニメで使われてた。
どうせだったら、時間を調整して店に行くべきだった。もう遅い。たぶん人生で何度か平等院行くこともあるだろう。

行き方
今回回ったのは宇治市内の史跡ではあるものの、平等院とかのあたりの宇治のメインのエリアからはずれている。散策してても抹茶スウィーツの店などにはなかなか出くわさないところなので注意。初めて来訪する人は素直に宇治市の中心エリアを歩くことをお勧めする。そのあと、時間があれば万福寺や三室戸寺をピンポイントで行くのがいい。
・三室戸寺
京阪宇治線の三室戸駅から住宅街を歩いて行くと三室戸寺に10分強ほどで着く。石の案内表示が出てくるので割とすぐかと思ったらそこからけっこう歩かされる。拝観は500円。おそらく花の時期などは混雑すると予想されるが、ほかのときならゆっくり拝観できそう。
・その他の場所
万福寺を経由して歩いていたので、多くは京阪宇治線の黄檗駅・木幡駅あたりの周辺の史跡。平等院など宇治中心の史跡や万福寺を見たあとによほど時間が余ってれば散策してもよいかもしれないが、基本的に観光用の場所ではない。
なお、京アニショップは京阪のほうの(JRにもある)木幡駅から徒歩すぐ。平日の営業時間などは寺院なみにシビアなので、注意。詳しくはウェブで。


次回は万福寺をめぐります。
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