好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
今回は神戸市内の中心地を巡ります。
元神戸市民だったので超地元じゃねえか!という話なんですが、地元ほど観光しないというあるあるのごとく、実は市の中心部の史跡を全然まわってません。中心部にデカい寺社とかないのもあるんですけど。
ちょうど、まわった日は神戸で同人誌界隈の集まりもあったので、それに顔を出すまでの時間に市の中心部をがっつり巡りました。
まず、神戸華僑歴史博物館へ。
横浜でも長崎でもそうですが、港町にはだいたい中国の商人(華僑)が来ています。ただ、じっくり見学してる時間まではないので、次へ。
華僑歴史博物館のすぐそば、国道二号線沿いに海岸ビルヂングがあります。1911年のもので登録有形文化財。
この建物も古い。
これも古い。
毎日新聞社ビルの前の部分は古いものを残してます。
地下鉄のみなと元町駅の建物はもともと東京駅を作った辰野金吾が設計した第一銀行神戸支店の建物でした。元は1908年にできたものです。
商店街にあるこのフットテクノビルも登録有形文化財。1921年のものです。
このココカラファインになってる建物は松尾ビル、1925年のもので登録有形文化財。
モダン寺と呼ばれている本願寺神戸別院。
土地柄、関帝廟もあります。ここは前回もブログで訪れたことがあるはず。
しばらく関帝廟の写真続きます。派手。
こちらが廟の本体。
こちらは媽祖廟か。
吉祥シンボルである蝙蝠がついてます。
続いて相楽園へ。もともと明治時代の神戸市長の小寺謙吉の父親が明治18年に邸宅として作ったものです。戦争で建物の大半は焼けましたが、建物の一部とほかの洋館などが移設されています。
菊祭り中でした。
有名なソテツの木。
旧小寺厩舎は1910年頃、建てられたもので重要文化財。馬のための建物にしては立派すぎますが、デカいのは馬車を入れる車庫が込みだったり、馬車を運転する人が二階で寝泊まりするようになってたりするためです。
もう一枚。
園内にある旧ハッサム住宅はイギリスの貿易商人ハッサムが1902年ごろに建てたもので重要文化財。元々は北野異人館街にあったものを移設してきました。まあ、ここから異人館まで一キロほどしか離れてないんで、近いですが。
正面からも撮影。
庭をまわります。
この和風の変な様式の建物は船屋形といって、江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧用に使っていた船の部分です。江戸時代前期の建築と考えられ、重要文化財。明治の初めに建物として引っ張ってこられて、戦前というか戦中に神戸市内の人の持ち物になったあと、1980年に相楽園の庭園に移されました。
こんな感じの神戸の中心街巡りでした。
次回もこんな感じで続きます。
行き方
JR・阪神の元町駅などから歩くのが便利。その他、西元町駅・花隈駅・県庁前駅などいろんな小さな駅があるが、歩いてのんびり回れると思う。神戸中心部は一つ一つの観光スポットの距離がたいしたことないため、結果的にだいたい徒歩になるが、その分、なんだかんだで累計で歩いた距離がかなりのものになりがち。疲れたら、適宜休憩しよう。
関帝廟 維持のための志納金100円
相楽園 拝観料 300円
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