好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
前回の楠妣庵観音寺から峠を上がっていくと、河内長野市のほうに出ます。あとは下っていくと、ほぼすぐ観心寺というあたりに降りてこられます。
国宝の本堂を擁する観心寺には以前参拝しているはずですが、次のバスまでの時間を使って二度目の訪問。
まず、手前に子院の槇本院があります。
中は見れないので重要文化財の書院(1647年)と府指定文化財の持仏堂(1642年)はパネルの写真をごらんください。
中門は1644年のもので府指定文化財。
庫裏は1647年のもので府指定文化財。
観心寺本体の中に入って行きます。
観心寺大門は府指定文化財。1659年のもの。
祈願も許さないとか、けっこう厳しい。
境内風景。本堂は階段のぼっていった先にあります。うっすら見えている。右手の建物は鎮守社拝殿。
鎮守社本殿は南北朝時代のもので重要文化財。こちらは拝殿のほう。拝殿は1745年のもので府指定文化財。
こちらが鎮守社。
もう一枚。
観心寺恩賜講堂は1928年のもので登録有形文化財。
本堂は国宝。
もう一枚。
建掛塔(たてかけのとう)は重要文化財。
本願堂(大師堂)は1646年のもので府指定文化財。
楠木正成の首塚もあります。
その他、府指定文化財の建物に御影堂があります。撮影を忘れていた……。
バスで河内長野駅に出ました。さて、次に岩湧(いわわき)寺に行きたいのですが、山の上にあるのでどうにもならん。ひとまず、バスでふもとまでは行きます。ここからは5キロ以上上がっていくしかない。とはいえ、舗装路なので、登山道5キロと比べればずいぶん楽。
いかにも岩湧という名前がしっくり来るような景色を行く。
行者の滝。
かなり歩いて岩湧寺に到着しました。
本堂は市指定文化財。
多宝塔は重要文化財。
なお、なぜか『大阪府の歴史散歩』にこの岩湧寺が載っていません。同じ河内長野市にある重要文化財の神社も掲載されてない。史跡ハンドブックなのだから、重要文化財クラスはさすがに全部書いてほしい。
もう一枚撮影。
なかなかすごいところに来たなという気がする。
この後、ダメ元で金剛寺に行けるかと下りを走っていたら、車が止まってくれたので、そのまま載せてもらう。神納のバス停で発車2分前のバスに乗れた。ミラクル!
ただ、このバスに乗って河内長野駅に戻ったところで、一時間に一本しかない金剛寺に行くバスを待っては日が暮れてしまう。そこで途中、バスが経由する南海の三日市町駅で下車し、ここからタクシーに乗り換える作戦をとる。これで一時間ほど余分に時間がとれ、拝観が可能に!
ということで次回は金剛寺です。
行き方
観心寺
河内長野駅からバスが出ている(片道310円)。
拝観料 300円
岩湧寺
公共交通機関で行きづらい。南青葉台行きバスで南青葉台口(運賃300円)で下車して歩くか、神納行きに乗り、終点から1時間半から2時間歩く。行く本数がかなり少ない神納バス停のほうがバスが少し先まで行くが、正直誤差の範囲。なお、車は割と通っているので、案外手をあげたりすれば乗せてくれるかも(ただし自己責任で)。
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