好きなテレビ番組はアド街ック天国とタモリ倶楽部です、森田、森田です。
新幹線で新岩国から西へ移動していきます。写真は徳山駅前。
まず今回、最初に訪れるのは新幹線も停まる新下関駅から徒歩1キロちょっとのところにある長門一宮の住吉神社です。
楼門をくぐっていく。
拝殿は毛利元就の寄進によるもの。1539年にできました。重要文化財。この時期って、まだ大内氏も健在だし、安芸の毛利が長門の一宮を修築するのかという気もするんですが、まあ、瀬戸内はずっとつながってるし、大内の勢力下の有力国衆が寄進したと考えれば、そんなにおかしなことでもないのか。
本殿は1370年、守護の大内弘世が寄進したものが残っており、国宝。横に長いです。
もう一枚撮影。
巨大なクスが境内にあります。
拝殿をもう一枚撮影。
こんな感じの一宮でした。
さて、ここから3キロ強ほど歩いて、低い峠を越えて海側の城下町、長府に出ます。名前のとおり、長門の首府ということですね。
ひたすら歩いて途中からずっと下り道になります。くだっていくと、覚苑寺(かくおんじ)に到着。長府藩主三代目の毛利綱元が建てた黄檗宗寺院です。ここは奈良時代に長門鋳銭所があったところです。和同開珎もここで作ってました。
本堂は1794年のもので下関市の文化財。
庫裏や客殿は毛利氏が勝山御殿として使っていたものを移築したものです。
墓地には毛利綱元はじめ長府毛利家の当主数代の墓があります。
これも勝山御殿の跡か。
ここから長府の町の中を歩いていきます。
国分寺跡。さっきの覚苑寺からすぐのところです。国分寺のすぐそばで銭も作ってたんですね。
吉岡家長屋。江戸時代後期のものか。下関市の文化財。
いい雰囲気の路地。
幕末っぽさを感じる。
乃木希典の生家跡に建っている乃木神社。
水、まだ使えるのか。
乃木希典旧邸も境内にありますが、かなりボロボロになっている……。そろそろ保護しないとつぶれそう……。
続いて、長門二宮である忌宮(いみのみや)神社へ。
門。
拝殿など社殿は明治のものです。
この神社、ニワトリがやたら多い。
商店街の中にある正円寺は大きなイチョウがあります。
長府の街歩き、次回に続きます。
行き方
住吉神社
新下関駅から徒歩20分ほど。
長府へは通常は下関駅からバスに乗るのが一般的で本数も多いが、住吉神社から新下関駅に戻って下関まで出てバスとなると、ぐるっと回り込むような形になって時間のロスが大きいのでそのまま歩いて峠越え(というほど、たいした峠ではない。自然歩道にも指定されている)をすることにした。歩き慣れてる人ならこちらのほうが早く着くはずだし、バスで下関方面に行けばそちらの観光地も回れる。
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