好きなテレビ番組はアド街ック天国とブラタモリです、森田、森田です。
今回は長崎県の大村を巡ります。
まず西九州新幹線に乗って長崎まで行ってきました。
早く博多まで新幹線だけでつながってほしい。
このあと、長崎から引き返して在来線だけで大村駅までやってきました。ここから徒歩で巡ります。なお、新幹線は隣の新大村駅に停まりますが、新大村周辺は大村市の観光地からはちょっと離れ気味です。
まずは本経寺へ。
ソテツと本堂。
義犬華丸の墓。江戸時代前期、飼い主が死んだことを悲しんで、火に入って死んだと言われてます。
こちらには大村藩主の大村家の墓所があります。国の史跡。こちら、大名家の規模に対して、墓がものすごく豪華です。一説に、戦国時代にキリシタン大名がいたため、キリシタンじゃないと示すために墓を立派にしたみたいな話がありますが、そんなの一次史料で語ってるわけないので証明はけっこう難しそうですね。
いろんなタイプのお墓があります。
石造物を作ること自体に目的があるというぐらいに、石灯籠が多い。
続いて富松神社へ。
こちら領主のキリシタン改宗関係で焼かれたというようなことが縁起に書いてあって、なかなか興味深かったです。一般論ですけど、他人に非寛容なのはよくないですね。
神社の奥から高台に上がると、かつての大村氏の居城だった三城(さんじょう)の城跡に出ますが、遺構はほぼないです。ただ周囲より明らかに高い丘なので、防御はできそう。
武家屋敷の通りがいくつか残っています。福山家五色塀。なんかお菓子っぽい見た目だな。
護国神社の旧円融寺庭園は国の名勝。ただ、ややこしいのは、メインの庭園の下にある階段下のところにある池も庭園と言えば庭園なんですよね。文化庁などのページを見るに、この部分の写真が一切ないので、名勝指定の部分とは考えないということでしょうか。
お寺は1652年に藩主に創建されたものですが、明治になって廃寺になって護国神社となったようです。庭園は荒れていたようですが、戦後復興されました。写真の奥。
こういう庭園です。
長崎府判事だった楠本正隆の旧宅。県指定有形文化財です。
休館日でした。町に設置されてる案内板に写真がありましたが、こんな建物だそうです。
武家屋敷を歩く。
踏切とセットにすると、なんかかっこよくなりますね。上小路(うわこうじ)という武家屋敷では最も長い通りだったようです。
違う通りへ。家があまりにも立派過ぎる。たぶん、稲田家家老屋敷。
なかなかかっこいい道です。
こちらは中尾元締役屋敷。元締役が役職の名前です。
ちょっと移動。藩校だった五教館(ごこうかん)御成門(おなりもん)。県の史跡。
玖島城跡に来ました。
大名の規模に対して、城が巨大すぎます。
湾に突き出る波止。
お船蔵跡が残ってます。いわゆるドックですかね。
城の中心部へ入ります。
本丸部分には藩主を祀る大村神社があります。
けっこう大村市街地を歩きました。
次回は嬉野市の温泉とは違う場所を巡ります。
行き方
大村市街地はそこそこ歩くので、徒歩で全部回るのはけっこう疲れる(が、無理というほどでもない)。本経寺と三城あたりだけが逆方向なので、そのあたりを見て、一気に玖島城にタクシーなどで向かうと効率はよさそう。